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SkipRearm

SkipRearm は、コンピューターを一般化するときに Windows のライセンス状態をリセットするかどうかを指定します。

Windows のライセンス状態をリセットすると、ライセンス認証に関連するライセンスとレジストリのデータすべてが削除されるかリセットされます。

ほとんどの展開シナリオでは、この設定は不要になりました。 Windows 8 では、Windows のライセンス状態を繰り返しリセットできます。

詳細については、「プロダクト キーとライセンス認証を取り扱う」を参照してください。

Windows のライセンス認証タイマーでの SkipRearm の使用

通常、ライセンス認証の猶予期間は 30 日です。 これは、Windows セットアップが終了し、コンピューターが初めて起動された後に開始されます。

コンピューター上で Sysprep コマンドを実行できる回数に制限はありませんが、Windows 7 と Windows Vista では Windows をリセットできる回数に制限があります。 通常、システムをリセットできるのは 3 回だけです。 この設定を使用すると、ライセンス認証用の時計をリセットすることなく、Sysprep コマンドを何度でも実行できます。

イメージのインストールでライセンス認証の猶予期間を完全に利用できるようにするには:

  1. コンピューターのカスタマイズ中に SkipRearm1 に設定します。

  2. Sysprep コマンドを最後に実行してからイメージを展開する前に、SkipRearm0 に設定してコンピューターをリセットします。 これで、ライセンス認証の猶予期間タイマーがリセットされます。

0

Windows のライセンス状態が元の既定のライセンス状態に復元され、ライセンス設定が既定値に復元されるよう指定します。

これが既定値です。

1

Windows のライセンス状態が変更されないよう指定します。

有効な構成パス

generalize

[親階層]

Microsoft-Windows-Security-SPP | SkipRearm

適用対象

このコンポーネントがサポートしている Windows のエディションとアーキテクチャの一覧については、「Microsoft-Windows-Security-SPP」を参照してください。

XML の例

次の XML 出力例では、Windows のライセンス状態が変更されないように指定しています。

<SkipRearm>1</SkipRearm>

Microsoft-Windows-Security-SPP