Windows ハイパーバイザーが実行中である必要があります
適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016
| プロパティ | 詳細 |
|---|---|
| オペレーティング システム | Windows Server 2016 |
| 製品/機能 | Hyper-V |
| 重大度 | 警告 |
| カテゴリ | 前提条件 |
次のセクションでは、斜体は、この問題のためのベスト プラクティス アナライザー ツールで表示される UI テキストを示します。
問題
Windows ハイパーバイザーが実行されていません。
影響
Windows ハイパーバイザーが実行中でない場合、仮想マシンを起動することはできません。
解決方法
Windows サーバー カタログを調べて、このサーバーで Hyper-V を実行することが認められているかどうかを確認してください。 次に、BIOS でハードウェア依存の仮想化とハードウェアによるデータ実行防止が有効になっていることを確認します。 次に、Hyper-V ハイパーバイザーのイベントログを確認します。
カタログを確認するには、「Windows サーバー カタログ 」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=111228) を参照してください。
注意事項
コンピューターのシステム BIOS で特定のパラメーターを変更すると、そのコンピューターがオペレーティング システムの読み込みを停止したり、ハードディスク ドライブなどのハードウェア デバイスが使用できなくなったりする可能性があります。 システム BIOS を構成する適切な方法を判断するには、必ずコンピューターのユーザーマニュアルを参照してください。 また、必要に応じて後で復元できるように、変更するパラメーターと元の値を常に追跡しておくことをおすすめします。 システム BIOS でパラメーターを変更した後に問題が発生した場合、既定の設定情報 (通常は BIOS 構成ユーティリティで使用可能なオプション) の読み込みを試行するか、コンピューターの製造元に問い合わせてください。
BIOS または UEFI で仮想化のサポートを確認するには
コンピューターを再起動し、構成ツールを使用して BIOS または UEFI にアクセスします。 通常、このツールは、コンピューターがブートプロセスを実行しているときに使用できます。 ほとんどのコンピューターでは、オンにするとすぐに、構成ツールを開くために押すキーまたはキーの組み合わせを示すメッセージが数秒間表示されます。
仮想化とハードウェアによるデータ実行防止 (DEP) の設定を見つけて、それらがオンになっていることを確認します。 次に、構成ツールでのこれらの設定の一般的なメニューの場所と、それらの名前の例を示します。
仮想化サポート:
通常、メイン プロセッサまたはパフォーマンスの設定で使用できます。 セキュリティ設定に含まれている場合もあります。
"virtualization" または "virtualization technology" を含むパラメーター名を探します。
ハードウェア強制 DEP:
通常は、[セキュリティ] または [メモリ] の設定で使用できます。
"execution"、"execute"、または "prevention" を含むパラメーター名を探します。
必要に応じて、構成ツールの指示に従って設定を有効にします。 変更内容を保存して終了します。
変更を加えた場合は、電源をオフにしてから再度オンにして終了してください。
重要
このような場合は、一部のコンピューターに変更が適用されないため、電源をオフにしてから再度オンにすることをおすすめします (電源サイクルとも呼ばれます)。
次に、Hyper-V ハイパーバイザーのイベントログを確認します。 問題が発生した場合は、システム ログも確認します。
イベント ログを確認するには
イベント ビューアーを開きます。 [スタート] をクリックし、[管理ツール] をクリックして、[イベント ビューアー] をクリックします。
Hyper-V ハイパーバイザーのイベントログを開きます。 ナビゲーション ウィンドウで、[アプリケーションとサービス ログ ]>>[Microsoft]>>[Windows]>>[Hyper-V-Hypervisor] の順に展開し、[操作] をクリックします。
Windows ハイパーバイザーが実行されている場合は、これ以上の操作は必要ありません。 Windows ハイパーバイザーが実行されていない場合は、次の手順を実行します。
システム ログを開きます (ナビゲーションウィンドウで、[Windows ログ] を展開し、[システム] を選択します)。
フィルターを使用して、Hyper-V ハイパーバイザー イベントを検索します。
- [操作] ペインで [現在のログをフィルター] をクリックします。 イベント ソースの場合は、"Hyper-V-Hypervisor" を指定します。
- 問題を報告するイベントを探します。 たとえば、イベント ID 41 は、BIOS 構成に問題があることを示しています。 Hyper-v の起動に失敗しました。VMX が存在しないか、BIOS で有効になっていません。
参照
コンピューターで Hyper-V を実行できるかどうかを確認する方法など、Windows 10 で Hyper-V を使用する方法の詳細については、「Windows 10 Hyper-V のシステム要件」を参照してください。