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App-V のアーキテクチャの概要

適用対象:

  • Windows 10
  • Windows 11

Microsoft Application Virtualization (App-V) のデプロイを簡略化するには、次の情報を使用します。

アーキテクチャの概要

一般的な App-V 実装は、次の要素で構成されます。

要素 説明
App-V 管理サーバー App-V 管理サーバーは、App-V インフラストラクチャの全体的な管理機能を提供します。 さらに、環境内に管理サーバーの複数のインスタンスをインストールできます。次の利点があります。
フォールト トレランスと高可用性 — 2 台の個別のコンピューターに App-V Management サーバーをインストールして構成すると、いずれかのサーバーが使用できない場合やオフラインになっている場合に役立ちます。 複数のコンピューターに管理サーバーをインストールすることで、App-V の可用性を向上させることもできます。 このシナリオでは、ネットワーク ロード バランサーを使用してサーバー要求のバランスを維持することを検討してください。
スケーラビリティ - 高負荷をサポートするために、必要に応じて管理サーバーを追加できます。 たとえば、ロード バランサーの背後に複数のサーバーをインストールできます。
App-V Publishing Server App-V 発行サーバーは、仮想アプリケーションのホスティングとストリーミングの機能を提供します。 発行サーバーはデータベース接続を必要とせず、HTTP プロトコルと HTTPS プロトコルをサポートします。
複数のコンピューターに発行サーバーをインストールすることで、App-V の可用性を向上させることもできます。 また、サーバー要求のバランスを維持するために、ネットワーク ロード バランサーを用意することも検討する必要があります。
App-V Reporting Server App-V レポート サーバーを使用すると、承認されたユーザーは、App-V インフラストラクチャを管理するための既存の App-V レポートと計画外のレポートを実行および表示できます。 レポート サーバーには、App-V レポート データベースへの接続が必要です。 レポート サーバーを複数のコンピューターにインストールすることで、App-V の可用性を向上させることもできます。 また、サーバー要求のバランスを維持するために、ネットワーク ロード バランサーを用意することも検討する必要があります。
App-V クライアント App-V クライアントを使用すると、App-V を使用して作成されたパッケージをターゲット コンピューターで実行できます。

電子ソフトウェア配布 (ESD) で App-V を使用している場合は、App-V 管理サーバーを使用する必要はありません。 ただし、App-V のレポート機能とストリーミング機能は引き続き使用できます。