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ExFreePoolWithTag 関数 (wdm.h)

ExFreePoolWithTag ルーチンは、指定されたタグで割り当てられたプール メモリのブロックの割り当てを解除します。

構文

void ExFreePoolWithTag(
  [in] PVOID P,
  [in] ULONG Tag
);

パラメーター

[in] P

ExAllocatePoolWithTag または ExAllocatePoolWithQuotaTag によって割り当てられたプール メモリ のブロックの先頭アドレスを指定します

[in] Tag

メモリ ブロックが最初に割り当てられたときに ExAllocatePoolWithTag または ExAllocatePoolWithQuotaTag に渡されるタグ値を指定します。

タグは、単一引用符で区切られた 1 から 4 文字の 0 以外の文字リテラルです (例: 'Tag1')。 文字列は通常、逆の順序で指定されます (例: '1gaT')。 タグ内の各 ASCII 文字は、0x7E (チルダ) に0x20 (スペース) の範囲内の値である必要があります。 各割り当てコード パスでは、デバッガーと検証者がコード パスを識別するのに役立つ一意のプール タグを使用する必要があります。

戻り値

なし

解説

ExFreePoolWithTag の呼び出し元は、IRQL <= DISPATCH_LEVELで実行されている必要があります。 DISPATCH_LEVELの呼び出し元は、メモリが割り当てられたときに NonPagedXxxPoolType を指定している必要があります。 それ以外の場合、呼び出し元は IRQL <= APC_LEVELで実行されている必要があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む)
Library NtosKrnl.lib
[DLL] NtosKrnl.exe
IRQL <= DISPATCH_LEVEL (「解説」セクションを参照)
DDI コンプライアンス規則 IrqlExFree1(wdm)IrqlExFree2(wdm)IrqlExFree3(wdm)

こちらもご覧ください

ExAllocatePoolWithQuotaTag

ExAllocatePoolWithTag

ExFreePool