Adobe IllustratorからSilverlight用XAML文書への変換

Microsoft Expressionシリーズに慣れ親しんでなくても、Adobe Illustratorなら普段使っているというデザイン担当の方、Silverlightで既存の文書を表示してみませんか。

Illustrator の [PDF 互換ファイルを作成] オプションを有効にして作成されたネイティブ AI ファイルをMicrosoft Expression Designからインポートして、XAMLにエクスポートする際にSilverlight用にするだけで、Silverlight用のXAMLが出来上がります。これをMicrosoft Expression Blend 2から取り込んで、ビデオを貼り付ければ、紙媒体では表現しきれない動画を交えた文書にすることができます。

既存のデザイナーのワークフローに大きく手を入れなくても、ExpressionシリーズをXAML生成用の道具と割り切ることで、様々なアートワークをSilverlight用に変換することができます。

多くのアートワークのライブラリをお持ちの皆様、Silverlight用に変換して活用を考えてはいかがでしょうか。あるいは、印刷前提でDTPを行っている皆様、印刷だけではなく、PDFだけではなく、Silverlight用に変換して文書を公開する、という試みも試してみてはいかがでしょうか。操作マニュアルなどは、特に一連の流れをビデオで文書とともに配信することで、理解が早まることや間違いを減らすことにつながると思います。

このあたりの試みについては、このブログで画像を交えて紹介していこうと思います。うまくいけば、Silverlightで動画を交えて紹介できればと考えています。