[Windows XP] サポートライフサイクル : 2009/04/14 メインサポート期間終了、延長サポートへ移行しました。ver2.0 (includes “XP Mode” on Win7)

皆様ごきげんよう、ういこです。

先週金曜日は息子の卒園式でした。先生方はさすが親の感涙ポイントというかツボを知り尽くしているだけあって、一人ひとりの言葉に挟んで「生まれてきてよかったよ~」と歌わせるとか、神がかった構成に脱帽!もうお母さんによっては開始 5 分で号泣!プロフェッショナルとはかくあるべきという姿を見せ付けられた思いでした。しかし、「ちいさなせかい」を手話つきで歌ってるのを見たとき、

…気を練ってる?あるいは波紋?

とか思ってしまったのは内緒です。いやかわいかったですよ。いやホント。震えるほどビートな感動でした。
ちなみに謝恩会には先生にご不幸があり、先生と語れなかったのでただの「会」になってしまいました。残念です。

さて世迷言はこれくらいにして、今日の御題はこちら。

【今日の御題】 Windows XP メインストリームサポート期間終了期日のお知らせ

対象製品Edition :
Windows XP Professional Edition
Windows XP Home Edition
Windows XP Professional x64 Edition
Windows XP Tablet PC Edition
Windows XP Media Center Edition XP Mode on Windows 7 (※ 2009/12/17 追加)

2009 年 4 月 14 日に Windows XP のメイン ストリーム サポート期間が終了し、延長サポート期間に移行しました。 延長サポート期間に移行した後のサポート提供内容の変更点は以下の通りです。 なお、Windows 7 上の XP Mode のサポートポリシーも、Windows XP に準拠するため、XP Mode のサポートライフサイクルはすでに延長フェーズということになります。

[1] 延長サポート期間に移行することによる変更内容
(1) 延長サポート期間に移行後に提供されなくなったサービス

・無償サポート
・セキュリティ修正以外の修正パッチの作成

(2) 延長サポート期間に移行後に継続して提供されるサービス

・有償サポート
・セキュリティ修正パッチの作成と提供

※注意点※ 延長サポートを受けるには、Windows XP にサポート対象となっているサービスパックが適用されている必要があります。 サービスパック別のサポート期間についてはこちらでご確認ください。

サポート対象サービス パック
https://support.microsoft.com/default.aspx/gp/lifesupsps/ja

[2] Windows XP の販売 及び サポート状況
2008 年 6 月 30 日 (※1)
現在でも一部で出荷しているWindows XP製品 (DSP版等) の出荷終了
主要パソコンメーカー プレインストール用Windows XP 出荷終了

2009 年 4 月 14 日
Windows XP メインストリームサポート終了

2009 年某日
Windows 7 および XP Mode リリース (※ 2009/12/17 追加)

2010 年 6 月 30 日 もしくは Windows 7 出荷 1 年後
Netbook (Ultra Low Cost PC)、Nettop (Ultra Low Cost Desktop) 向けの Windows XP Home Edition 正規 OEM ライセンス提供終了

2010 年 7 月 13 日
Windows XP SP2 サービスパックサポート終了 (※2)

2014 年 4 月 14 日
Windows XP 延長サポート終了 (製品サポートの終了)

(※1) 本件は、マイクロソフトからの出荷を意味します。いずれも 2008 年 6 月 30 日以降も市場に在庫がある限り販売は継続されており、現在も在庫は少ないもののまだ店頭で販売されています。
(※2) 延長サポートの対象から Windows XP SP2 が外れ、対象が SP3 以降に限定されます。

参考 : Windows XP のこれから
https://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsxp/future.mspx

 

【おまけ】 マイクロソフトの製品サポート ライフサイクルがよくわからん!そんなあなたに★

さて。以前サポートを利用する側だったころ、正直よくわからんと思ったのが 「製品サポートライフサイクル」ってなによ? ということです。そこで、以前ニュースレターでご案内されていた内容を引用しつつ、簡単に説明させていただきます。

製品サポート ライフ サイクルってそもそも何?
マイクロソフトでは、ビジネス製品および開発用製品に於いて、最短でも 10 年間 (※) という一定期間の製品サポートを提供しています。この期間を製品サポートライフサイクルとして定義しています。
(※) 内訳はメインストリームサポート フェーズ 5 年間 + 延長サポート フェーズ 5 年間で計 10 年

メインストリーム サポート フェーズとそれ以外の違いって? -a. メインストリーム サポート

メインストリーム サポート フェーズは、製品サポート ライフ サイクルの最初のフェーズであり、以下のサポートが含まれます。

・有償サポート ・無償サポート
・時間制サポート
・その他サポート - セキュリティ更新プログラム サポート (セキュリティ更新プログラムの提供) - セキュリティ関連以外の修正プログラム、仕様変更の新規作成リクエスト受付 (※)
- オンライン セルフ ヘルプ サポート

(※) リクエストはビジネス上のインパクトや、修正後の副作用、リスクなどを総合的に判断した上で受諾可否が決められます。メインストリーム サポート フェーズ内にリクエストを受け付けたとしても、場合によっては修正、変更が出来ないという結論になる場合があります。

-b. 延長サポート
延長サポートは、ビジネス製品および開発用製品に対して、メインストリーム サポートに続く、次のフェーズになります。提供されるサポートは下記 2 点です。

・ 有償サポート (インシデント制、時間制)
・ セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)

延長サポートフェーズに含まれないサポートとしては以下のとおりとなります。

・ 無償サポート
・ セキュリティ関連以外の修正プログラム
・ セキュリティ関連以外の修正プログラム、仕様変更の新規作成リクエスト受付
・ オンライン セルフ ヘルプ サポート

メインストリーム サポート フェーズ内の製品についてお問い合わせを頂いた場合、調査の結果製品の障害である場合、お問い合わせのインシデント(※1)およびレイバー(※2)は消費対象もしくは課金対象となります。
要はセキュリティ更新プログラム提供以外、基本有償であるということになります。つまり、2009 年 12 月 16 日現在、Windows 7 上で動作している “XP Mode” 上での動作についてのお問い合わせも、有償での対応になるということになります。
また、コンシューマ製品、 ハードウェア製品、およびマルチメディア製品には延長サポートは提供されません。

(※1) お問い合わせの権利、一問 = 一インシデントが消費されます。バスの回数券みたいなものです
(※2) プレミア サポート、アドバイザリー サービスなどの「時間制」サービスでは、デバッグ、切り分け作業の代行など上位のサポート内容が提供されますが、課金単位がエンジニアの作業時間単位となります。つまり、一時間 X 万円 x 作業時間 が請求金額になります。ただしプレミアの一部契約など、カスタム約款が提供されている場合は契約にのっとった対応となる可能性があります。ご利用の際は、約款をご確認いただくことをお勧めします。

-c. オンライン セルフ ヘルプ サポート
オンライン セルフ ヘルプ サポートは、全製品に対して提供される、オンラインのサポート技術情報です。延長サポートフェーズも終了した製品に対しても、その後、最短 1 年間提供されます。サポート技術情報の高度な検索や FAQ 、トラブルシューティング ツール、その他のリソースを利用して、一般的な問題を解決することができます。

-d. Windows XP 以外の製品のライフサイクルは?
これら以外の製品も含めてサポート ライフ サイクルを確認するには、サポートライフサイクル検索のページで、製品名の一部をキーワードとして検索してみてください。

マイクロソフト サポートライフサイクル全般
https://support.microsoft.com/lifecycle

マイクロソフト プロダクト サポートライフサイクル検索
https://support.microsoft.com/lifecycle/search/

プロダクトサポートライフサイクル-製品一覧
https://support.microsoft.com/gp/lifeselect

-e. サポート ライフサイクルの終了日について
なんと、サポート ライフ サイクルの終了日は、一定の基準によって決定されているのだそうです。(Microsoft Windows Embedded DevWire 2008/10/27 日号の “マイクロソフト テクニカルサポート Team より”の欄から。)

製品のサポート ライフ サイクルをわかりやすく、セキュリティ更新プログラムのリリース サイクルと合わせるために、メインストリーム サポートフェーズや、延長サポート フェーズの終了日を 四半期 (3月、6月、9月、12月) の翌月第 2 水曜日 (※) に合わせているのです。
つまり、これ以外のタイミングで製品のサポート ライフ サイクルが終了することはありませんので、年4回のタイミングでマイクロソフト製品のライフサイクルを意識していただければと思います。

(※) 米国日付で毎月第 2 火曜日と設定されているので、時差の関係で第 2 水曜日になるのでした。

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そういえば、JR の駅構内の新幹線の案内表示はながらく 0 系新幹線のマークが使われていたのに、今年からいつのまにか 700 系がモチーフになっててがっかりしたのですが、何事も段々新しいものに変わっていくんですね…。そういえば某デパートでは、お子様ランチのプレートが 500 系になっていてショックでした。ブルトレのはやぶさも引退しちゃったみたいですし、寂しいですが新しいことにシフトしていくのが世の中ってものなんでしょうか。

~ ういこう@鉄道ファン置いといたら息子が食い入るように見てますが何か ~