【Management】DPM 2007 の初期設定を自動化 その1 ディスクを追加する

  Tech・Ed 中から予兆はあったのですが、終了と共に気を抜いたら咳がひどくなってしまい、月曜日はお休みをいただきました。即効性のある風邪薬!ということで、咳止めシロップを飲みました。

咳止めシロップなんて飲んだのは、もう25年ぶり位ですかね...。薬臭い中にも、独特の甘さがありますね。私が子供のころは、家庭の経済状況のこともあり(笑)、あまり「甘いもの」を食べさせてもらえなかった記憶があります。風邪をひくと、きまってこの種のシロップを飲まされたのですが、たまに口にする「甘み」がいとおしくて、大切に大切に飲んだ記憶があります...。そんなことを思い出したら、咳は止まりましたが、涙が止まらなくなりました。

さて、涙を拭きつつ、今回はData Protection Manager 2007 の初期設定を PowerShell から行ってみます。

ここでご紹介する内容は、DPMトラブル時の復旧に必要になりますので、是非とも覚えておいてください。

Data Protection Manager 2007 をインストールした直後にやらねばならない作業は3つあります。

  1. バックアップ領域となるディスクを認識させる
  2. 保護対象となるサーバー(保護サーバー)にエージェントをインストールする
  3. 保護グループを作成する

今回は、「1. バックアップ領域となるディスクを認識させる」を行ってみます。

GUI では、初期状態は以下のようになっています。

dpm_setup00

ここにディスクを追加していくわけですが、事前にやっておくことがあります。それは、

  • サーバーに接続されたディスクをオンラインにしておく

以下をご覧ください。Windows Server 2008 サーバーマネージャの「記憶域」でサーバーに接続されているディスクの一覧を参照しているところです。

赤で囲ったディスクが、Data Protection Manager 2007 で利用可能なディスクですが、このままではディスク1はDPMが認識することができません。

なぜならば、「ディスク1」は「オフライン」だからです。

dpm_setup01

よって、DPMに認識させる前には必ずディスクをオンラインにしておかなければなりません。フォーマットの必要はありません。DPMが勝手に行ってくれます。

認識させたいディスクがすべてオンラインになったら、まずはDPM管理シェルからディスクの一覧を取得してみます。

サーバーに接続されている利用可能なディスク一覧を取得するには、Get-DPMDisk コマンドレットを使用します。DJ-DPM01 はDPMサーバーのホスト名です。

PS C:\> Get-DPMDisk DJ-DPM01 |format-table Name,NTDiskID

Name NtDiskID ---- -------- Msft Virtual Disk SCSI Disk Device 2 Msft Virtual Disk SCSI Disk Device 1

PS C:\>

ここで、NTDiskID に注目してください。これは、上の記憶域画面の「ディスク1」「ディスク2」に対応しています。

それでは、ディスクをDPMに追加しましょう。ディスクを追加するには、Add-DPMDisk を使用し、引数に追加したいディスクのインスタンスを指定します。

以下の例では、NTDiskID = 1 のディスクを $DPMDisk として取得し、Add-DPMDisk に引数として指定しています。

PS C:\> $DPMDisk = Get-DPMDisk DJ-DPM01 | Where {$_.NTDiskID -eq 1} PS C:\> $DPMDisk

Name Status NtDiskId Total Capaci Unallocated Type ty Space ---- ------ -------- ------------ ------------ ---- Msft Virtu... 正常 1 127 GB 127 GB 基本

PS C:\>Add-DPMDisk -DPMDisk $DPMDisk PS C:\>

 

この例では、Where句を使用して追加したいディスクを特定しましたが、認識可能なディスクを片っ端から追加するのであれば、Where句を使わずに複数のインスタンスを $DPMDisk に取得しても問題ありません。Add-DPMDisk が複数のディスクを一気に追加してくれます。