【Windows7/Vista】ポップアップメッセージを送りたい(net send あらため msg.exe)

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ユーザーやドメイン内のコンピューターにポップアップメッセージを送付する場合に重宝していた net send コマンドは、Vista以降 msg.exe という新しいコマンドに置き換わっています。

知ってました?実は、私は全く知りませんでした…(恥)。やっぱり現場を離れるとだめですなぁ…。

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で、Msg.exe コマンドの良いところは、ターミナルサービス(リモードデスクトップサービス)に対応している点です!

以下の画面では、管理者がセッション番号「1」でログオンしていることがわかります。

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この場合には、以下のように入力します。

C:\> msg 1 “大変大変!!サーバーが死んだよ!”

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またはセッション名を使用して、以下のように書いてもOKです。

C:\> msg rdp-tcp#0 “大変大変!!サーバーが死んだよ!”

対話ログオンセッションに対して送付する際には、Console を使用します。

C:\> msg Console “大変大変!!サーバーが死んだよ!”

もちろん、メッセージはログオンしていなくても表示されます。

面白いのは、/w オプションが用意されていることです。このオプションを使用すると、相手がポップアップメッセージのOKボタンをクリックするまで処理を止めることができます。

で、リモートコンピュータにメッセージを送る場合には1点注意がありまして、それについては次の投稿で。

※2010/4/6 19:34 エラー発生時に対処法を投稿しました
【Management】Msgコマンドを使用すると「セッション名の取得エラー5」