TechDays 「Visual Studio 2010 の OBA 開発」 の No PIAs について

TechDays で小松さん、松崎さんの以下のセッションを拝聴させていただきました。

Visual Studio 2010 OBA 開発

講演者名:小松 真也、松崎 剛

SharePoint 開発においては、将来、さまざまな開発コンポーネントをより統合的に構築できるよう拡張されます。このセッションでは、SharePoint 開発の今後の進化のポイントをご理解頂くため、現在の Visual Studio 2008 による開発技術/ベストプラクティスのご紹介と、Visual Studio 2010 を使用した OBA 開発の進化の概要をデモをまじえてご紹介します。また最後に、Office クライアント開発の進化のポイントとして、Visual Studio 2010 による新しい「配置」のソリューションをご紹介します。

お二人ともお疲れ様でした。

最近は SharePoint もやっているので分かるのですが、非常にためになるセッションだったと思います。

小松さんのデモは業務で利用する可能性のある Web パーツを技術要素を交えながら目の前で完成させていくという離れ業でした。

見せる職人だなあと思いました。

それを表すかのように SharePoint MVP のクリエ・イルミネートの溝端さんは一番前で何回も何回も拍手していました。

僕も小松さんのマシンガンのようなコーディングのロジックをノートに写しましたけど、本当に追いつけなかった。。。_| ̄|○

小松さん、もしよろしければ、サンプルください。(笑)

さて、今日は松崎さんがセッションの中で取り上げられた次期 VSTO の No PIA をちょっと考えてみたいと思います。

以下の松崎さんのブログにありますようにこれはやはり、Dynamic Language Runtime の一要素でした。(今度、OBA書籍の打ち上げでゴッド松崎とこだか師匠とディスカッションしたいのですが)

Visual Studio 2010 : VSTO の配置の進化 (CTP 版) (1)

http://blogs.msdn.com/tsmatsuz/archive/2009/01/28/tech-days-visual-studio-2010-vsto-ctp-1.aspx

ところどころで出ていましたが、Late Binding。要は実行時にライブラリから読み込むというものです。

また、読みこんでいるアセンブリのプロパティで「Embed Property Types」というものを「True」にするようです。

これにより、アセンブリに型情報が添付されて Late Binding が実装されるようです。

パフォーマンスに関しては別のセッションで Dynamic Language Runtime について荒井 省三さんが説明されていましたのですが、

実行時に読み込むので、やはり、少し遅くなるようです。

ただ、今のご時世のマシンスペックであれば、あまり、影響は少ないのかもしれません。

VSTO のソリューション実行時に必要な PIA を読み込むことを考えれば、パフォーマンスは逆に早く感じるかもしれません。

このあたりは実測値が大事かなと思います。ベータ版が出た際にいろいろと検証したいと思います。

私も概要を以下の記事にまとめていますので、見ていただければと思います。

VSTO 次期バージョンの PIA 依存からの脱却について (Visual Studio 2010)

http://blogs.msdn.com/saikik/archive/2008/12/07/vsto-pia-visual-studio-2010.aspx