SharePoint 2013 のサイト コレクションで管理プロパティを作成する

原文の記事の投稿日: 2012 年 8 月 26 日 (日曜日)

SharePoint 2013 の検索には多くの優れた機能がありますが、部門や事業単位でのバーティカル検索の拡大に実際に役立つと思われる 1 つの機能があります。それは、サイト コレクション レベルで管理プロパティを作成できる機能です。管理プロパティはバーティカル検索で頻繁に使用されます。管理プロパティを使用すると、フィルター処理、レポート作成、および絞り込で使用するデータに関連付けられるカスタム属性を定義できるためです。SharePoint 2010 およびそれ以前のバージョンの SharePoint では、使用方法に関して 2 つの制限があり、それが SharePoint をある種の面倒なものにしていました。

  • Search Service アプリケーション (SSA) レベルでしか管理プロパティを作成できませんでした
  • まず、すべてのコンテンツに対してフル クロールを実行してクロールされたプロパティを作成した後に、すべてのコンテンツに対して 2 回目のフル クロールを実行して管理プロパティを作成する必要がありました。これは、多くの組織にとって困難な作業でした。

 

SharePoint 2013 では、これが拡張され、管理プロパティが使いやすいものになりました。依然として SSA レベルで管理プロパティを作成できますが、管理プロパティをサイト コレクション レベルでも作成できるようになりました。全体的なプロセスは、以前のように、クロールされたプロパティの作成から開始されます。もう 1 度説明しますが、ここでの新しい機能とは、SharePoint 2013 でサイト列を作成した場合、1 回目のクロールを行う前に、サイト列が、クロールされたプロパティとして自動的に構成される機能です。とても便利です。その後、サイト列をリストやライブラリに追加して、コンテンツの追加を開始できます。

現在、新しい管理プロパティを作成するには、[サイトの設定] (Site Settings) に移動し、[サイト コレクションの管理] (Site Collection Administration) セクションの [検索スキーマ] (Search Schema) に移動します。そこで、新しい管理プロパティを作成し、それを、クロールされたプロパティにマップすることができます。サイト コレクションで作成した管理プロパティと SSA で作成した管理プロパティには大きな違いがあります。それは、サイト コレクションで新しい管理プロパティを作成する場合に、以下のような注意すべき 3 つの制限があることです。

  • 管理プロパティにはテキストのみを使用できます
  • 管理プロパティを並べ替えることができません
  • 管理プロパティを絞り込むことができません

ただし、悲観することはありません。これらを明確な目的とする、すぐに使用できる多くの管理プロパティが提供されています。管理プロパティのリストを確認してください。RefinableDate00..19、RefinableDecimal、RefinableDouble...RefinableString100 のようなものが入っています。文字列以外の値が必要な場合や、並べ替えたり絞り込んだりできるものが必要な場合は、これらのプロパティの 1 つを使用できます。これらの機能について、例を使って説明します。

FavoriteColor という名前の新しいサイト列を作成します。これは、"青"、"緑"、"赤" が含まれる選択肢列です。これに対する新しい絞り込み可能な管理プロパティを作成します。まず、このサイト列をリストまたはライブラリに追加し、サイト列に何らかのコンテンツを含めます。次に、[サイトの設定] (Site Settings)、[検索スキーマ] (Search Schema) に移動し、下方向にスクロールして RefinableString00 を見つけ、それを編集します。別名のフィールドの種類に「Favorite Color」と入力し、クロールされたプロパティへのマッピングを指定するフィールドに、ows_FavoriteColor というクロールされたプロパティへのマッピングを入力して、変更内容を保存します。以下の図のようになります。

 

これで完了ですが、依然としてフル クロールを実行する必要があります。ただし、ちょっと待ってください。SharePoint 2013 にはそれを実行する新しい方法も用意されています (^^)。コーパス全体に対してフル クロールを実行する必要はなくなりました。代わりに、1 つのサイトのみまたは 1 つのリストのみの "フル クロール" を要求できます。この場合、FavoriteColor 列が使用されているリストに移動し、[サイトの設定] (Site Settings) に移動します。[詳細設定] (Advanced Settings) リンクをクリックすると、Reindex ドキュメント ライブラリ (リストを使用している場合は Reindex リスト) まで下にスクロールできます。そのリンクをクリックし、リストがクロールされるように構成します。これで、次にどのような種類のクロール (増分またはフル) が SSA から起動されても、管理プロパティにデータが挿入されます。そして、その管理プロパティをクエリ、クエリ ルール、および表示テンプレートで使用できるようになります。

このような管理プロパティを自分で作成するユーザーのお役に立てれば幸いです。

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Creating Managed Properties in a Site Collection in SharePoint 2013」をご覧ください。