matches regex 演算子

大文字と小文字を区別する正規表現値に基づいてレコードセットをフィルター処理します。

その他の演算子の詳細、およびクエリに最適な演算子については、「 datatype 文字列演算子」を参照してください。

Note

パフォーマンスは、検索の種類とデータの構造によって異なります。ベストプラクティスについては、「クエリのベストプラクティス」を参照してください。

構文

T|wherecolmatchesregex(expression)

構文規則について詳しく知る。

名前	型	必須	説明
T	`string`	✔️	レコードをフィルター処理する表形式の入力。
col	`string`	✔️	フィルター処理の対象となる列。
式 (expression)	スカラー (scalar)	✔️	フィルター処理に使用される正規表現。正規表現グループの最大数は 16 です。 Kusto でサポートされる正規表現構文は、RE2 ライブラリの正規表現構文です。

述語が true である T 内の行。

StormEvents
| summarize event_count=count() by State
| where State matches regex "K.*S"
| where event_count > 10
| project State, event_count

出力