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take_anyif() (集計関数)

述語が 'true' のレコードの summarize 演算子で、グループごとに 1 つのレコードを任意に選択します。 関数は、このような各レコードに対する式の値を返します。

この関数は、複合グループ キーの値ごとに 1 つの列のサンプル値を取得する場合に便利である他、true である述語に依存しています。 このような値が存在する場合、関数は null でない値または空でない値を返そうとします。

非推奨のエイリアス: anyif()

注意

非推奨のバージョンでは、集計によって返される列にプレフィックスがany()追加any_されます。

構文

take_anyif(Expr,述語)

構文規則について詳しく知る。

パラメーター

名前 必須 説明
expr string ✔️ レコードの選択に使用される式。
predicate string ✔️ 評価の対象となるレコードを示します。

戻り値

集計関数 take_anyif は、集計演算子の各グループからランダムに選択された各レコードに対して計算された式の値を返します。 述語が 'true' を返すレコードのみを選択できます。 述語が 'true' を返さない場合は、null 値が生成されます。

ストームイベントからランダムな EventType を選択します。イベントの説明にはキーフレーズがあります。

StormEvents
| summarize take_anyif(EventType, EventNarrative has 'strong wind')

出力

EventType
強風