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CONVERT

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

あるデータ型の式を別のデータ型に変換します。

構文

CONVERT(<Expression>, <Datatype>)  

パラメーター

用語 定義
任意の有効な式。
DataType 次のものを含む列挙型: INTEGER(整数)、DOUBLE(10 進数)、STRING(テキスト)、BOOLEAN(True/False)、CURRENCY(固定小数点数)、DATETIME(日付、時刻など)。

戻り値

<Datatype> に変換された <Expression> の値を返します。

解説

  • 指定されたデータ型に値を変換できない場合、この関数はエラーを返します。

  • DAX 計算列は、1 つのデータ型である必要があります。 整数型の列に対する MEDIAN 関数と MEDIANX 関数では、さまざまなデータ型 (整数型または倍精度のいずれか) を返すため、計算列式 (MedianNumberCarsOwned = MEDIAN(DimCustomer[NumberCarsOwned])) は結果としてエラーを返します。

  • データ型が混在しないようにするには、常に倍精度データ型を返すように式を変更します。たとえば、次のようになります。
    MedianNumberCarsOwned = MEDIANX(DimCustomer, CONVERT([NumberCarsOwned], DOUBLE))

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

DAX クエリ

EVALUATE { CONVERT(DATE(1900, 1, 1), INTEGER) }  

戻り値

[Value]
2