ImpersonationLevelOption 列挙型

定義

サーバー アプリケーションのターゲットを呼び出す場合に許可される偽装レベルを指定します。

public enum class ImpersonationLevelOption
[System.Serializable]
public enum ImpersonationLevelOption
[<System.Serializable>]
type ImpersonationLevelOption = 
Public Enum ImpersonationLevelOption
継承
ImpersonationLevelOption
属性

フィールド

Anonymous 1

クライアントはサーバーに対して匿名です。 サーバー プロセスはクライアントを偽装できますが、偽装トークンにはそのクライアントに関する情報は格納されていません。

Default 0

指定された認証サービスの既定の偽装レベルを使用します。 COM+ では、この設定は LocalComputer コレクションの DefaultImpersonationLevel プロパティで行うことができます。

Delegate 4

最も強力な偽装レベル。 このレベルを選択すると、サーバーはローカル、リモートにかかわらず、クライアントのセキュリティ コンテキストを偽装しつつ、そのクライアントに代わってアクションを実行できます。

Identify 2

システム既定のレベル。 サーバーはクライアントの ID を取得できるため、クライアントを偽装して ACL チェックを実行できます。

Impersonate 3

サーバーはクライアントのセキュリティ コンテキストを偽装しつつ、そのクライアントに代わってアクションを実行できます。 サーバーはクライアントとしてローカル リソースにアクセスできます。

次のコード例では、 属性と組み合わせてこの列挙体を使用する方法を ApplicationAccessControlAttribute 示します。

// Set component access controls.
[assembly:ApplicationAccessControl(Authentication=AuthenticationOption::Privacy,
ImpersonationLevel=ImpersonationLevelOption::Identify,
AccessChecksLevel=AccessChecksLevelOption::ApplicationComponent)];
// Set component access controls.
[assembly: ApplicationAccessControl(Authentication=AuthenticationOption.Privacy,
                                    ImpersonationLevel=ImpersonationLevelOption.Identify,
                                    AccessChecksLevel=AccessChecksLevelOption.ApplicationComponent)]
' Set component access controls.
<Assembly: ApplicationAccessControl(Authentication:=AuthenticationOption.Privacy, ImpersonationLevel:=ImpersonationLevelOption.Identify, AccessChecksLevel:=AccessChecksLevelOption.ApplicationComponent)>

注釈

偽装が成功した場合、クライアントはサーバーがクライアントをある程度偽装できるようにします。 さまざまな権限借用の程度を偽装レベルと呼び、クライアントを偽装するときにサーバーに与えられる権限の量を示します。

ライブラリ (inproc) アプリケーションの場合、有効な設定は Default 、または指定されていないだけです。

適用対象