Exchange Server 2013 累積的な更新プログラムをインストールした後のイベント ID 106 エラー: パフォーマンス カウンターの更新エラー
元の KB 番号: 2870416
現象
Microsoft Exchange Server 2013 クライアント アクセス サーバーの役割を新しいサーバーにインストールした後、サーバーを再起動すると、アプリケーション ログに多数のイベント ID 106 エラーが表示されます。 たとえば、次のエラー メッセージが表示される場合があります。
ID: 106
Level: Error
Source: MSExchange Common
Machine: -
Message: Performance counter updating error. Counter name is Per-Tenant KeyToRemoveBudgets Cache Size, category name is MSExchangeRemotePowershell. Optional code: 3. Exception: The exception thrown is: System.InvalidOperationException: The requested Performance Counter is not a custom counter, it has to be initialized as ReadOnly.\
Exchange セットアップ ログ (ExchangeSetup.log) をチェックすると、次の情報が表示されます。
[警告]パフォーマンス カウンター定義ファイル C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\Bin\Perf\AMD64\GlsPerformanceCounters.xml が見つかりませんでした。
原因
この問題は、パフォーマンス カウンターを読み込めないために発生します。
解決方法
注:
次の方法で問題が解決されますが、MSExchange Common のイベント ID 106 は、一部のカウンターがデータセンター専用であるため、オンプレミスのデプロイから本当に排除されることはありません。
この問題を解決するには、不足しているカウンターを手動で読み込みます。 これを行うには、次の手順を実行します。
パフォーマンス モニターを閉じ、不足しているカウンターを使用しようとしている可能性がある他の監視サービスを停止します。
Exchange 管理シェルで、次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
Add-Pssnapin Microsoft.Exchange.Management.PowerShell.Setup
を実行
New-PerfCounters
して、パフォーマンス カウンターを追加します。 たとえば、GlsPerformanceCounters.xml で定義されているパフォーマンス カウンターを読み込む場合は、次のコマンドレットを実行します。New-PerfCounters -definitionfilename "C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\V15\Setup\Perf\GlsPerformanceCounters.xml"
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