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Application.NewMailEx イベント (Outlook)

受信トレイに新しいアイテムを受信すると発生します。

構文

NewMailEx( _EntryIDCollection_ )

Application オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
EntryIDCollection 必須 String 受信トレイに受信したアイテムのエントリ ID を表す文字列です。

注釈

このイベントは、Microsoft Outlook によって処理されたすべての受信アイテムに対して 1 回発生します。 アイテムには、MailItem、MeetingItemSharingItem など、複数の異なるアイテムの種類のいずれかを指定できます。 EntryIDsCollection 文字列には、その項目に対応するエントリ ID が含まれています。 この動作は、 EntryIDCollection に、イベントが最後に発生してから受信トレイで受信したすべてのアイテムのコンマ区切りのエントリ ID の一覧が含まれていた場合に、以前のバージョンのイベントから変更されていることに注意してください。

このイベントは Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) では使用できません。

このイベントは、Microsoft Exchange Serverや POP3 アカウントなど、受信したメッセージの通知を提供する電子メール アカウントに対して発生します。

NewMailEx イベントは、新しいメッセージが受信トレイに到着し、クライアント ルール処理が発生する前に発生します。 EntryIDCollection 配列で返される Entry ID を使用して、NameSpace.GetItemFromID メソッドを呼び出し、項目を処理します。 このメソッドは、Outlook のパフォーマンスへの影響が最小限になるよう、注意して使用する必要があります。 ただし、クライアント コンピューターの設定によっては、新しいメッセージが受信トレイに配信された後に、迷惑メールのフィルター処理や、クライアント ルールによって新しいメッセージを受信トレイから別のフォルダーへ移動する処理などが、非同期に実行される場合もあります。 これらのイベントが発生した後、受信トレイ内のアイテム数が常に 1 項目増加すると想定しないでください。

Exchange Server アカウントを使用するユーザーの場合、Exchange キャッシュ モードを使用しているかどうかにかかわらず、このイベントは Outlook の起動後にサーバーに配信されるメッセージに対してのみ発生します。 Exchange キャッシュ モードで Outlook の起動直後に同期されるメッセージや、非 Exchange キャッシュ モードで Outlook の起動時に既にサーバーに存在するメッセージに対しては、このイベントは発生しません。

Exchange キャッシュ モードを使用するユーザーの場合、メッセージの受信時に Outlook が実行されていれば、すべての設定 ([アイテムを完全にダウンロード]、[ヘッダーをダウンロード]、および [ヘッダーに続いてアイテムを完全にダウンロード]) でこのイベントが発生します。

関連項目

Application オブジェクト

サポートとフィードバック

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