Lync Server 2013 の Standard Edition サーバーの DNS 要件

 

トピック最終更新日時: 2012-06-19

このセクションでは、Standard Edition サーバーの展開に必要なドメイン ネーム システム (DNS) レコードについて説明します。

Standard Edition サーバーの DNS レコード

次の表では、Lync Server 2013 Standard Edition サーバーの展開に関する DNS 要件を示します。

Standard Edition Server の DNS 要件

展開シナリオ DNS 要件

Standard Edition サーバー

サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) をその IP アドレスに解決する内部 A レコード。

自動クライアント サインイン

サポートされている SIP ドメインごとに、_sipinternaltls._tcp の SRV レコード。<ドメインは、サインインに対するクライアント要求を認証してリダイレクトする Standard Edition サーバーの FQDN にマップされるポート 5061 経由のドメイン> です。 詳細については、「 Lync Server 2013 での自動クライアント サインインの DNS 要件」を参照してください。

ユニファイド コミュニケーション (UC) デバイスによる Device Update Web サービス検出

ucupdates-r2 という名前の内部 A レコード。<Device Update Web サービスをホストする Standard Edition サーバーの IP アドレスに解決される SIP ドメイン> 。 UC デバイスがオンになっていて、ユーザーがデバイスにログインしたことがない場合、A レコードを使用すると、デバイスは Device Update Web サービスをホストしているサーバーを検出し、更新プログラムを取得できます。 それ以外の場合、デバイスは、ユーザーが初めてログインする際に帯域内プロビジョニングを行っても、サーバー情報を取得します。

HTTP トラフィックをサポートするリバース プロキシ

外部 Web ファームの FQDN をリバース プロキシの外部 IP アドレスに解決する外部 A レコード。 クライアントと UC デバイスは、このレコードを使用してリバース プロキシに接続します。 詳細については、計画のドキュメント の「Lync Server 2013 の DNS 要件の決定 」を参照してください。