SQL Server 2008 Native Client (ODBC)

ODBC は、リレーショナル データベースまたは索引順次アクセス方式 (ISAM) データベースのデータへのアクセスに使用するアプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の標準的な定義です。SQL Server は、SQL Server と通信する C、C++、および Microsoft Visual Basic アプリケーションの作成に使用されるネイティブ API の 1 つとして、SQL Server Native Client ODBC ドライバを介して ODBC をサポートしています。

SQL Server Native Client ODBC ドライバを使用して作成された SQL Server プログラムは、C 関数の呼び出しによって SQL Server と通信します。SQL Server 固有の ODBC 関数が SQL Server Native Client ODBC ドライバに実装されています。ドライバは、SQL ステートメントを SQL Server に渡し、ステートメントの結果をアプリケーションに返します。SQL Server Native Client ドライバは、SQL Server 2000 以降への接続をサポートしています。

SQL Server Native Client ODBC ドライバは Microsoft Win32 ODBC 3.51 仕様に準拠しています。以前のバージョンの ODBC を使用して作成されているアプリケーションは、ODBC 3.51 仕様で定義されている方法に従ってサポートされます。

このセクションの内容