bcp_collen

SQL Server に対する現在の一括コピー用のプログラム変数にデータ長を設定します。

構文

RETCODE bcp_collen (
        HDBC hdbc,
        DBINT cbData,
        INT idxServerCol);

引数

• hdbc
  一括コピーが有効な ODBC 接続ハンドルです。

• cbData
  プログラム変数内のデータ長です。長さのインジケータやターミネータの長さは含まれません。cbData を SQL_NULL_DATA に設定すると、サーバーにコピーされるすべての行では、列に NULL 値が含まれることを表します。また、SQL_VARLEN_DATA に設定すると、文字列ターミネータや他の方法を使用してコピーするデータ長が決定されます。長さのインジケータとターミネータの両方を指定した場合、システムはコピーするデータ量が少なくなる方法を使用します。

• idxServerCol
  テーブル内にある、データのコピー先となる列の序数位置です。最初の列は 1 です。列の序数位置は SQLColumns で示されます。

戻り値

SUCCEED または FAIL を返します。

説明

bcp_collen 関数により、bcp_sendrow を使用して SQL Server にデータをコピーするときに、特定の列のプログラム変数内のデータ長を変更できます。

初めに、bcp_bind の呼び出し時にデータ長が決定されます。bcp_sendrow を複数回呼び出す間にデータ長が変化し、プレフィックス長もターミネータも使用していない場合は、bcp_collen を呼び出してデータ長を再設定できます。次に bcp_sendrow を呼び出すときは、bcp_collen を呼び出して設定した長さが使用されます。

テーブル内にある、データ長を変更する列ごとに 1 回ずつ bcp_collen を呼び出す必要があります。

関連項目

参照

一括コピー関数