Microsoft Sync Framework

  • [アーティクル]

Microsoft Sync Framework は、アプリケーション、サービス、およびデバイスのためのコラボレーションとオフライン アクセスを可能にする、包括的な同期プラットフォームです。Sync Framework には、ローミング、データの共有、およびデータのオフライン化を実現する、テクノロジやツールが用意されています。開発者は、Sync Framework を使用することで、あらゆるアプリケーションとあらゆるストアのデータを各種のネットワークを介して任意のプロトコルで統合できる、同期エコシステムを構築できます。

このドキュメントでは、Sync Framework の主要なコンポーネントについて取り上げます。Sync Framework には、カスタム データ ストアのオフライン利用やコラボレーションといったシナリオを想定したアプリケーション開発に役立つ API が用意されています。Sync Framework には、FeedSync フィード (RSS フィード、Atom フィードなど) とカスタム データ ストア間でデータを同期するためのコンポーネントもあります。このドキュメントには、API を紹介するトピック、操作方法に関するトピック、マネージ/アンマネージ API のリファレンス トピックなども含まれています。

他の Sync Framework コンポーネントについては、Microsoft Web サイトを参照してください。

このセクションの内容

  • Sync Framework の概要
    Sync Framework のテクノロジとアーキテクチャのほか、アプリケーションに Sync Framework を使用することの利点について説明します。
  • Sync Framework の主な参加者の種類
    Sync Framework を使用してデータを同期できる参加者の種類について説明します。Sync Framework のランタイムをホストできるフル参加者や、単に項目データを保存するだけのシンプル参加者などが含まれます。
  • データ同期の基礎
    Sync Framework を使用したデータ同期の基礎を取り上げます。同期を実現するために、メタデータ、プロバイダ、およびセッションがどのように連携するかについて説明しています。
  • 同期ナレッジについて
    ナレッジがどのような構造を持ち、同期でどのように使用されているかについて大まかに説明します。
  • メタデータの管理
    同期に使用されるメタデータの構造、レプリカにおけるメタデータの適切な管理方法、および Metadata Storage Service について説明します。
  • 同期プロバイダ
    同期プロバイダの必須のタスクについて説明します。単純なプロバイダの作成方法を示したトピックへのリンクも紹介しています。
  • 同期アプリケーション
    同期アプリケーションの必須のタスクについて説明します。単純なアプリケーションの作成方法を示したトピックへのリンクも紹介しています。
  • RSS フィードと Atom フィードの同期
    Sync Services for FeedSync について説明します。Sync Services は、RSS フィードおよび Atom フィードをローカル ストアのデータと同期するために使用されます。
  • Sync Framework の用語集
    Sync Framework のドキュメントで使用されている各種用語の定義が記載されています。