ソフトウェア インストール パッケージ、更新プログラム パッケージ、または Microsoft Self-Extractor で作成された修正プログラム パッケージでサポートされるコマンド ライン スイッチ

この記事では、Microsoft Self-Extractor を使用して作成されたソフトウェア インストール パッケージ、更新プログラム パッケージ、または修正プログラム パッケージでサポートされるコマンド ライン スイッチについて説明します。

適用対象: Windows 10 - すべてのエディション
元の KB 番号: 912203

概要

Self-Extractor パッケージは、自己展開実行可能ファイル (.exe) ファイルです。 .exe ファイルを実行してパッケージをインストールできます。 .exe ファイルを実行するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • .exe ファイルをダブルクリックします。
  • コマンド ラインから .exe ファイルを実行します。

コマンド ラインからパッケージ Self-Extractor 実行する

コマンド ラインから .exe ファイルを実行すると、パッケージで複数のスイッチを使用できる場合があります。

注:

すべてのスイッチがすべてのパッケージで使用できるわけではありません。

パッケージで使用可能なスイッチを特定するには、次のいずれかのヘルプ スイッチを使用します。

  • /?
  • /h
  • /help

次の表に、Microsoft Self-Extractor でサポートされているコマンド ライン スイッチの一覧を示します。

スイッチ 説明
/extract:[path] パッケージの内容を path フォルダーに抽出します。 パスが指定されていない場合は、[ 参照 ] ダイアログ ボックスが表示されます。
/log:[path to log file] 更新プログラムのインストールの詳細ログを有効にします。

パス情報に加えて、ファイル名を含める必要があります。 コマンドは存在しないフォルダーを作成しないため、既存のフォルダー名のみを指定する必要があります。 指定されたファイル名に加えて、実行される .msi ファイルごとに個別のログ ファイルが作成されます。
/lang:lcid パッケージで複数のロケールが使用できる場合、ユーザー インターフェイスを指定したロケールに設定します。
/quiet パッケージをサイレント モードで実行します。
/passive ユーザーからの操作を行わずに更新プログラムを実行します。
/norestart コンピューターの再起動が必要な場合にユーザーのプロンプトを表示しないようにします。
/forcerestart 更新が完了するとすぐにコンピューターの再起動を強制します。
/?, /h, /help このヘルプ メッセージを表示します。

データ収集

Microsoft サポートの支援が必要な場合は、「展開関連の問題について TSS を使用して情報を収集する」に記載している手順に従って情報を収集することをお勧めします。