ConvertibleSlateMode

ConvertibleSlateMode は、デバイスに物理キーボードがあるかどうかを指定します。 Windows は、スクリーン キーボードを表示するかを決定するときに、この設定を使用します。 たとえば、ユーザーがタブレットでキーボード入力を使用できるというメッセージを受け取ると、スクリーン キーボードが表示されます。

この設定は、ConvertibleSlateModePromptPreference に関連しています。たとえば、キーボードが接続/取り外されたり、アクセスの可否が切り替えられたりした場合など、デバイスのモードが変わったときに、キーボードの表示と非表示をユーザーに確認するかどうかを決定します。

タブレットや、キーボードがないその他のデバイスの場合は、ConvertibleSlateMode を 0 に設定します。

ラップトップや、常にアクセス可能なキーボードがあるその他のデバイスの場合は、ConvertibleSlateMode を 1 に設定します。

アクセス可能なキーボードが接続される可能性のある、コンバーチブル型または取り外し可能なデバイスの場合:

  • ConvertibleSlateMode を 0 に設定します。
  • ConvertibleSlateModePromptPreference1 に設定します。
  • GPIO ピンと GPIO インジェクション ドライバーを設定して、モードを検出します。 モードが変更された場合、ドライバーは HKLM/System/CurrentControlSet/Control/PriorityControl/ConvertibleSlateMode のレジストリ値を更新する必要があります。
  • Windows 10 Continuum 機能を使用できるデバイスについては、トピック:「Continuum」も参照してください。

タッチスクリーンがないデバイスの場合、この設定は何も行いません。 この設定が指定されていても、Windows は物理キーボードが存在すると想定し、スクリーン キーボードを表示しません。

1

ラップトップ モード: デバイスにユーザーが使用できる物理キーボードがあることを指定します。

0

タブレット モード: デバイスにユーザーが使用できる物理キーボードがないことを指定します。

これは、既定値です。

[親階層]

Microsoft-Windows-GPIOButtons | ConvertibleSlateMode

有効な構成パス

specialize

offlineServicing

適用対象

サポートされる Windows のエディションと、このコンポーネントがサポートするアーキテクチャの一覧については、Microsoft-Windows-GPIOButtons を参照してください。

XML の例

次の XML 出力では、ラップトップ フォーム ファクターを指定しています。

<ConvertibleSlateMode>1</ConvertibleSlateMode>

Microsoft-Windows-GPIOButtons

ConvertibleSlateModePromptPreference

GPIO 実装ガイド

Continuum