テスト ラボ ガイド: OTP 認証と RSA SecurID を使用した DirectAccess のデモンストレーション

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016

リモート アクセスは、リモート ユーザーがルーティングとリモート アクセス サービス (RRAS) を介して DirectAccess または仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用して内部ネットワーク リソースに安全にアクセスできるようにする、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2012 オペレーティング システムのサーバーの役割です。 このガイドでは、「テスト ラボ ガイド: IPv4 と IPv6 の混在環境での DirectAccess 単一サーバー セットアップのデモンストレーション」を拡張して、リモート アクセスのワンタイム パスワード (OTP) 構成をデモンストレーションする詳細な手順について説明します。

警告

このテスト ラボ ガイドの設計には、Windows Server 2012 R2 または Windows Server 2012 のいずれかを実行しているドメイン コントローラーや証明機関 (CA) などのインフラストラクチャ サーバーが含まれます。 このテスト ラボ ガイドを使用して、その他のオペレーティング システムを実行しているインフラストラクチャ サーバーを構成することはできません。また、他のオペレーティング システムを構成する手順は、このガイドには含まれていません。

このガイドについて

Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012 のリモート アクセスにより、OTP を使用したクライアント認証のサポートが追加されます。 このテスト ラボでは、リモート アクセスを使用する OTP 機能のデモンストレーションのため、RSA SecurID のみを使用します。 その他の RADIUS ベースの OTP ソリューションもサポートされていますが、それらはこのテスト ラボでは扱いません。 このガイドでは、6 台のサーバーと 2 台のクライアント コンピューターを使うリモート アクセスを構成し、デモンストレーションを行う手順について説明します。 完成した、OTP を使用するリモート アクセスのテスト ラボでは、イントラネット、インターネット、ホーム ネットワークをシミュレートし、さまざまなインターネット接続シナリオでのリモート アクセス機能をデモンストレーションします。

重要

このラボは、最小限のコンピューターを使って概念を実証するためのものです。 このガイドで詳しく説明されている構成は、テスト ラボでの使用のみを目的としています。運用環境では使用しないでください。