WS_GET_CERT_CALLBACK コールバック関数 (webservices.h)

セキュリティ ランタイムに証明書を提供します。 このコールバックは 、WS_CUSTOM_CERT_CREDENTIALの一部として指定されます。このコールバックは、証明書資格情報を必要とするセキュリティ バインドの一部として指定できます。 ランタイムは、チャネル (クライアント側) またはリスナー (サーバー側) が開かれたときに、このコールバックを呼び出します。

証明書の所有権: このコールバックが成功した HRESULT を返す場合、呼び出し元 (つまり、セキュリティ ランタイム) は返された証明書の所有権を取得し、含むチャネルで不要になったときに解放されます。 このコールバックからエラー HRESULT が返された場合、呼び出し元は out パラメーター 'cert' で返された値の所有権を取得したり、参照したりしません。

構文

WS_GET_CERT_CALLBACK WsGetCertCallback;

HRESULT WsGetCertCallback(
  [in]           void *getCertCallbackState,
  [in, optional] const WS_ENDPOINT_ADDRESS *targetAddress,
  [in, optional] const WS_STRING *viaUri,
                 const _CERT_CONTEXT **cert,
  [in, optional] WS_ERROR *error
)
{...}

パラメーター

[in] getCertCallbackState

証明書資格情報でこのコールバックと共に指定された状態。

[in, optional] targetAddress

この証明書の資格情報がクライアントに対して指定されている場合は、この証明書を提示するターゲット アドレス。

[in, optional] viaUri

この証明書を提示する via アドレス。

cert

証明書を返す場所。

[in, optional] error

関数が失敗した場合に追加のエラー情報を格納する場所を指定します。

戻り値

このコールバック関数は値を返しません。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー webservices.h