TSPI_lineSetCallParams関数 (tspi.h)

TSPI_lineSetCallParams関数は、既存の呼び出しに特定のパラメーターを設定します。

構文

LONG TSPIAPI TSPI_lineSetCallParams(
  DRV_REQUESTID          dwRequestID,
  HDRVCALL               hdCall,
  DWORD                  dwBearerMode,
  DWORD                  dwMinRate,
  DWORD                  dwMaxRate,
  LPLINEDIALPARAMS const lpDialParams
);

パラメーター

dwRequestID

非同期要求の識別子。

hdCall

パラメーターを変更する呼び出しのハンドル。 呼び出し状態には、 アイドル状態切断状態を除く任意の状態を指定できます。

dwBearerMode

呼び出しの新しいベアラー モード。 dwBearerMode パラメーターには、LINEBEARERMODE_定数のいずれかを指定できます。

dwMinRate

呼び出しの新しいデータレートの下限。 TAPIは、このレートと同じくらい低い新しいレートを受け入れることができます。 TAPI は、この関数が呼び出されたときにこのパラメーターを検証しません。

dwMaxRate

呼び出しの新しいデータレートの上限。 これは TAPI が望む最大データ レートです。 dwMinRatedwMaxRate の値が等しい場合は、正確なデータ レートが必要であることを示します。 TAPI は、この関数が呼び出されたときにこのパラメーターを検証しません。

lpDialParams

LINEDIALPARAMS 型の呼び出しの新しいダイヤル パラメーターへのポインター。 このパラメーターが NULL の場合は、呼び出しの現在のダイヤル パラメーターが使用されることを示します。

戻り値

dwRequestID を返します。エラーが発生した場合はエラー番号を返します。 関数が成功した場合は対応するASYNC_COMPLETIONの実際のパラメーター lResult は 0、エラーが発生した場合はエラー番号です。 可能な戻り値は次のとおりです。

LINEERR_INVALCALLHANDLE、LINEERR_RATEUNAVAIL、LINEERR_INVALCALLSTATE、LINEERR_NOMEM、LINEERR_INVALBEARERMODE、LINEERR_OPERATIONUNAVAIL、LINEERR_INVALPOINTER、LINEERR_OPERATIONFAILED、LINEERR_INVALRATE、LINEERR_RESOURCEUNAVAIL、LINEERR_BEARERMODEUNAVAIL。

注釈

この操作は、既存の呼び出しのパラメーターを変更するために使用されます。 その使用方法の例としては、ベアラー モードの変更や、既存の呼び出しのデータレートの変更などがあります。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー tspi.h

こちらもご覧ください

ASYNC_COMPLETION

LINECALLPARAMS

LINEDIALPARAMS

TSPI_lineMakeCall