FSCTL_GET_RETRIEVAL_POINTER_BASE IOCTL (winioctl.h)

ボリュームの先頭を基準にして、ファイル システムの最初の論理クラスター番号 (LCN) へのセクター オフセットを返します。

この操作を実行するには、次のパラメーターを使用して DeviceIoControl 関数を呼び出します。

BOOL DeviceIoControl(
  (HANDLE) hDevice,                    // handle to volume
  FSCTL_GET_RETRIEVAL_POINTER_BASE,    // dwIoControlCode
  (LPVOID) NULL,                       // input buffer
  (DWORD) 0,                           // size of input buffer
  (LPVOID) lpOutBuffer,                // output buffer
  (DWORD) nOutBufferSize,              // size of output buffer
  (LPDWORD) lpBytesReturned,           // number of bytes returned
  (LPOVERLAPPED) lpOverlapped          // OVERLAPPED structure
);

注釈

FSCTL_GET_RETRIEVAL_POINTER_BASEによって取得された値を、FSCTL_GET_RETRIEVAL_POINTERS制御コードによって取得された値に追加すると、ボリューム相対ファイル・エクステント・オフセットになります。

Windows 8とWindows Server 2012では、このコードは次のテクノロジでサポートされています。

テクノロジ サポートされています
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.0 プロトコル いいえ
SMB 3.0 Transparent Failover (TFO) いいえ
スケールアウト ファイル共有 (SO) を使う SMB 3.0 いいえ
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) はい

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
Header winioctl.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください