Windows で Microsoft Edge ポリシー設定を構成する

Windows デバイスで Microsoft Edge ポリシー設定を構成するには、次の情報を参照してください。

注意

この記事は、Microsoft Edge version 77 以降に適用されます。

Windows でポリシー設定を構成する

Windows のすべてのバージョンで Microsoft Edge および管理された Microsoft Edge 更新プログラムのポリシー設定を構成するには、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) を使用できます。 また、Microsoft Active Directory ドメインに参加している Windows デバイスのレジストリか、Microsoft Intune でデバイス管理用に登録されている Windows 10 Pro または Enterprise インスタンスを通じて、ポリシーをプロビジョニングすることもできます。 グループ ポリシー オブジェクトを使用して Microsoft Edge を構成するには、Active Directory ドメイン内のグループ ポリシー中央ストアまたは各コンピューター上のポリシー定義テンプレート フォルダーに Microsoft Edge の規則と設定を追加するための_管理用テンプレート_をインストールし、設定する特定のポリシーを構成します。

ドメイン レベルでポリシーを管理する場合は、Active Directory グループ ポリシーを使用して Microsoft Edge ポリシー設定を構成できます。 これにより、ポリシー設定をグローバルに管理することも、特定の OU に対して異なるポリシー設定を適用することもできます。また、WMI フィルターを使用して、特定のクエリによって返されたユーザーまたはコンピューターにのみ設定を適用することもできます。 個々のコンピューターでポリシーを構成する場合は、ターゲット コンピューターのローカル グループ ポリシー エディターを使用して、ローカル デバイスのみに影響するポリシー設定を適用できます。

Microsoft Edge では、_必須_および_推奨_のポリシーがどちらもサポートされています。 必須ポリシーはユーザー基本設定を上書きし、ユーザーによる変更ができません。推奨ポリシーは既定の設定を提供し、ユーザーはこれを上書きできます。 ほとんどのポリシーは必須のみです。サブセットは必須または推奨です。 両方のバージョンのポリシーが設定されている場合は、必須の設定が優先されます。

ヒント

Microsoft Edge ポリシー設定は、Microsoft Intune を使用して構成できます。 詳しくは、「Microsoft Intune を使用して Microsoft Edge を構成する」をご覧ください。

Microsoft Edge には 2 つの管理用テンプレートがあり、どちらもコンピューターまたは Active Directory ドメインのレベルで適用できます。

開始するには、Microsoft Edge 管理用テンプレートをダウンロードしてインストールします。

1. Microsoft Edge 管理用テンプレートをダウンロードしてインストールする

Active Directory で Microsoft Edge ポリシー設定を構成する場合は、リモートサーバー管理ツール (RSAT) がインストールされているドメイン コントローラーまたはワークステーションからアクセスできるネットワーク上の場所にファイルをダウンロードします。 個々のコンピューターで構成を行う場合は、そのコンピューターにファイルをダウンロードします。

管理用テンプレート ファイルを適切な場所に追加すると、グループ ポリシー エディターで Microsoft Edge ポリシー設定をすぐに使用できるようになります。

Microsoft Edge Enterprise ランディング ページに移動して、Microsoft Edge ポリシー テンプレートフ ァイル (MicrosoftEdgePolicyTemplates.cab) をダウンロードし、内容を展開します。

管理用テンプレートを Active Directory に追加する

  1. RSAT がインストールされているドメイン コントローラーまたはワークステーションで、ドメインの任意のドメイン コントローラー上 PolicyDefinition フォルダー (_中央ストア_とも呼ばれます) を参照します。 以前のバージョンの Windows Server では、PolicyDefinition フォルダーの作成が必要になる場合があります。 詳しくは、「Windows でグループ ポリシー管理用テンプレート用のセントラル ストアを作成および管理する方法」をご覧ください。

  2. MicrosoftEdgePolicyTemplates を開き、windows > admx に移動します。

  3. msedge.admx ファイルを PolicyDefinition フォルダーにコピーします。 (例: %systemroot%\sysvol\domain\policies\PolicyDefinitions)

  4. admx フォルダーで、適切な言語フォルダーを開きます。 たとえば米国内にいる場合は、en-US フォルダーを開きます。

  5. PolicyDefinition フォルダー内にある、一致する言語のフォルダーに、msedge.adml ファイルをコピーします。 フォルダーが存在しない場合は作成します。 (例: %systemroot%\sysvol\domain\policies\PolicyDefinitions\EN-US)

  6. ドメインに複数のドメイン コントローラーがある場合、新しい ADMX ファイルは、次回のドメイン レプリケーション時にレプリケートされます。

  7. ファイルが正しく読み込まれたことを確認するには、Windows 管理ツールでグループ ポリシー管理エディターを開き、[コンピューターの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge] の順に展開します。 次の図のように、1 つ以上の Microsoft Edge ノードが表示されます。

    Microsoft Edge ポリシー

管理用テンプレートを個々のコンピューターに追加する

  1. ターゲット コンピューターで、MicrosoftEdgePolicyTemplates を開き、windows > admx に移動します。
  2. msedge.admx ファイルをポリシー定義テンプレート フォルダーにコピーします。 (例: C:\Windows\PolicyDefinitions)
  3. admx フォルダーで、適切な言語フォルダーを開きます。 たとえば米国内にいる場合は、en-US フォルダーを開きます。
  4. ポリシー定義フォルダー内にある、一致する言語のフォルダーに、msedge.adml ファイルをコピーします。 (例: C:\Windows\PolicyDefinitions\en-US)
  5. ファイルが正しく読み込まれたことを確認するには、直接ローカル グループ ポリシー エディターを開くか (Windows キー + R を押して「gpedit.msc」と入力します)、MMC を開いてローカル グループ ポリシー エディター スナップインを読み込みます。 エラーが発生した場合は通常、ファイルの場所が正しくないことが原因です。

2. 必須または推奨のポリシーを設定する

Active Directory の場合も個々のコンピューターの場合も、グループ ポリシー エディターを使用して、必須または推奨のポリシーを設定して Microsoft Edge を構成できます。 次の説明に従って適切なノードを選択することによって、ポリシー設定のスコープを [コンピューターの構成] または [ユーザーの構成] に指定できます。

  • 必須ポリシーを構成するには、グループ ポリシー エディターを開き、([コンピューターの構成] または [ユーザーの構成]) > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge] に移動します。

  • 推奨ポリシーを構成するには、グループ ポリシー エディターを開き、([コンピューターの構成] または [ユーザーの構成]) > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [Microsoft Edge – 規定の設定 (ユーザーはオーバーライドできます)] に移動します。

    グループ ポリシー エディターを開きます。

3. ポリシーをテストする

対象のクライアント デバイスで、Microsoft Edge を開き、edge://policy に移動して、適用されているすべてのポリシーを表示します。 ポリシー設定をローカル コンピューターに適用した場合は、ポリシーがすぐに表示されます。 ポリシー設定の構成時に Microsoft Edge を開いていた場合は、一度閉じてから再度開く必要があります。

ブラウザーで構成済みのポリシーの確認

Active Directory グループ ポリシー設定では、ドメイン管理者によって定義された一定の間隔でポリシー設定がドメイン コンピューターに伝達され、ターゲット コンピューターには、すぐにポリシーの更新が届かない場合があります。 ターゲット コンピューターの Active Directory グループ ポリシー設定を手動で更新するには、ターゲット コンピューターのコマンド プロンプトまたは PowerShell セッションから次のコマンドを実行します。

gpupdate /force

新しいポリシーを表示するには、Microsoft Edge を閉じてから再度開く必要があります。

ターゲット コンピューターで REGEDIT.exe を使用して、グループ ポリシー設定を保存するレジストリ設定を表示することもできます。 これらの設定は、レジストリ パス HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge にあります。

よく寄せられる質問

Microsoft Edge は、マスター基本設定が使用されるように構成できますか?

Microsoft Edge は、マスター基本設定ファイルが使用されるように構成できます。

マスター基本設定ファイルを使用すると、Microsoft Edge を展開する際に、既定の設定を構成できます。 マスター基本設定ファイルを使用すると、デバイス管理システムで管理されていないコンピューターに設定を適用することもできます。 これらの設定は、ユーザーがブラウザーを初めて実行するときに、ユーザーのプロファイルに適用されます。 ユーザーがブラウザーを実行した後で発生した、マスター基本設定ファイルへの変更は適用されません。 ユーザーは、ブラウザーでマスター基本設定の設定を変更できます。 ブラウザーを初めて実行した後に設定を必須にしたり、設定を変更したりする場合は、ポリシーを使用する必要があります。

マスター基本設定ファイルを使用すると、ブラウザーのさまざまな設定や基本設定をカスタマイズできます。これには、他の Chromium ベースのブラウザーと共有されるものや、Microsoft Edge に固有のものも含まれます。 ポリシー関連の基本設定は、マスター基本設定ファイルを使用して構成できます。 ポリシーが設定され、対応するマスター基本設定が設定されている場合は、ポリシー設定が優先されます。

重要

利用可能なすべての基本設定が Microsoft Edge の用語や命名規則と一致していないこともあります。 これらの基本設定が今後のリリースでも引き続き期待どおりに動作することは保証されません。 今後のバージョンでは、基本設定が変更または無視される可能性もあります。

マスター基本設定ファイルは、JSON マークアップを使用して書式設定されたテキスト ファイルです。 このファイルは、msedge.exe 実行可能ファイルと同じディレクトリに追加する必要があります。 Windows でのシステム全体のエンタープライズ展開では通常、Windows: C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\master_preferences となります。

関連項目