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Skype for Business Serverで Office カスタマイズ ツール (OCT) を使用する

概要:Skype for Business クライアントで Office カスタマイズ ツールを使用する方法。

Office カスタマイズ ツール (OCT) はセットアップ プログラムの一部であり、多くのカスタマイズにおける推奨ツールになっています。 OCT を使用して Office をカスタマイズし、カスタマイズ内容をセットアップ カスタマイズ (.msp) ファイルに保存します。 そのファイルをネットワーク インストール ポイントの Updates フォルダーに配置します。 Office をインストールするときに、セットアップは Updates フォルダーのセットアップ カスタマイズ ファイルを検索し、カスタマイズ内容を適用します。 更新 フォルダーは、Office の初回インストール時にソフトウェア更新プログラムを展開する場合にのみ使用できます。

OCT はセットアップの一部であり、ボリューム ライセンスバージョンの製品にのみ使用されます。 OCT を実行するには、Office ソース ファイルを含むネットワーク インストール ポイントのルートからコマンド ラインに「」と入力 setup.exe /admin します。 たとえば、次のようなコマンドを使用します。

\\server\share\Office15\setup.exe /admin

管理者は OCT を使用してセットアップ カスタマイズ .msp ファイルを作成し、次の領域をカスタマイズできます。

  • セットアップクライアントの既定のインストール場所と既定のorganization名、追加のネットワーク インストール ソース、プロダクト キー、エンドユーザー ライセンス契約、表示レベル、削除する以前のバージョンの Office、インストール時に実行するカスタム プログラム、セキュリティ設定、セットアップ プロパティを指定するために使用します。

  • 機能 ユーザー設定を構成し、Office 機能のインストール方法をカスタマイズするために使用します。 管理者は OCT を使用して、ユーザーの Office アプリケーション設定の初期既定値を指定できます。 ユーザーは、インストール後にほとんどの設定を変更できます。

  • その他のコンテンツ ファイルの追加または削除、レジストリ エントリの追加または削除、ショートカットの構成に使用されます。

  • Outlook ユーザーの既定の Outlook プロファイルのカスタマイズ、Exchange 設定の指定、アカウントの追加、アカウントの削除、設定のエクスポート、Send\Receive グループの指定に使用されます。

OCT の詳細については、「 OCT を使用して Office 2013 をカスタマイズする」を参照してください。 この情報は、以降のバージョンの Office にも適用されることに注意してください。