June 2017
Volume 32 Number 6
モノのインターネット - Azure IoT Suite を使用した IoT 開発の生産性向上
Azure IoT Suite の事前に構成されたソリューションを利用すると、包括的な IoT アプリケーションをビルドする際の複雑さを軽減するのに役立ちます。今回は、事前に構成されたリモート監視をセットアップする方法を Dawid Borycki が示します。このリモート監視により、リモート デバイスに装着された Web カメラで撮影した画像についての情報を収集し、表示します。また、IoT デバイスのリモート コントロールも可能になります。
データ ポイント - Visual Studio Code: MSSQL 拡張機能によるデータベース IDE の作成
mssql 拡張機能を利用して、VS Code をさまざまな SQL Server データベース (Microsoft SQL Server、Azure SQL Database、SQL Data Warehouse) 用のスマート IDE に変える方法を Julie Lerman が紹介します。
DevOps - Visual Studio 開発者向けの Git 内部情報
今回は最新リリースの Visual Studio 2017 IDE 内で Git が機能するしくみと、Git リポジトリをファイル システム内に実装する方法を取り上げます。その後、Git データ ストアのトポロジ、さまざななストレージ オブジェクトの構造とコンテンツ、および Git ブランチの構成について詳しく調べます。
テストの実行 - C# を使用した接続制限されたボルツマン マシン
接続制限されたボルツマン マシン (RBM) とは、基本ニューラル ネットワークに似た魅力的なソフトウェア コンポーネントです。今回 James McCaffrey は、この RBM のしくみを説明し、デモ プログラムを紹介します。また、RBM の使用方法に関する例も示します。
Xamarin - Visual Studio Mobile Center による認証とデータ アクセス
今回は Visual Studio Mobile Center によって認証の実装がいかに容易になるかを示します。また、Xamarin.Forms に基づくクロスプラットフォームの例を使って、モバイル アプリの表を作成します。
Essential .NET - Yield によるカスタム反復子
引き続き、Mark Michaelis がC# の foreach ステートメントの内部に迫ります。今回は新しいコンテキスト キーワード yield に注目します。C# ではこの yield を使って、foreach ループで使用される反復子パターンを実装する、基盤となる CIL コードを生成します。
C# - Hyperlambda を使って C# をより動的にする
Thomas Hansen が Hyperlambda について説明します。Hyperlambda は、C# を動的にする自作の「非プログラミング言語」で、C# の静的型指定のコンテキスト内でインタプリター言語のメリットをすべて提供します。
ちっとひと言 - いまだ奮闘中、第 2 部
David Platt は、生徒にメディカル アプリのプロトタイピングを課題として与えるときに、これは強力で的確な課題になると考えていました。ですが、結果はそれ以上のものになりました。
新進気鋭 - 立ち止まらない: 生産性を向上する 8 つのステップ
ぐずぐずしているとコストが嵩み、ストレスが生まれ、欲求不満に陥ります。締め切りは次々と破られ、簡単なことでサイクルが停止します。
編集長より - Git の意味をとらえる
Git は強力な分散型のバージョン管理システムとリポジトリを提供します。ですが、開発者が Git の機能をフル活用しようとしたら、かなりの学習が必要になります。