Azure IoT ソリューションの概要

IoT (モノのインターネット) は、IoT アセットを接続して制御するマネージド サービスとプラットフォーム サービスの集まりです。 たとえば、クラウドに接続された産業用モーターを考えてみましょう。 モーターは、温度データを収集して送信します。 このデータは、モーターが期待どおりの性能を発揮しているかどうかを評価するために使用されます。 この情報を使用すれば、モーターのメンテナンス スケジュールの優先順位を設定することができます。

Azure IoT は産業機器、マイクロコントローラー、センサーなど、多様なデバイスをサポートします。 デバイスをクラウドに接続すると、それらのデバイスから IoT ソリューションにデータを送信できます。 そのデータを処理することで、デバイスについての分析情報が得られます。 その分析情報は、環境の監視、管理、制御に使用することができます。

Azure IoT について学習する

サンドボックス サブスクリプションを使用して Azure IoT の概念を詳しく学習したい方は、「Azure IoT の概要」を参照してください。 8 つのトレーニング モジュールから成る 5 時間のラーニング パスとなっています。

PaaS ソリューションと aPaaS ソリューションの違いを理解する

IoT ソリューションは、Microsoft の個々の PaaS サービスまたは aPaaS IoT ソリューション プラットフォームを使用して作成できます。 PaaS (サービスとしてのプラットフォーム) はクラウド コンピューティング モデルであり、特定のタスクまたはジョブ機能に合わせて調整された Azure ハードウェアおよびソフトウェア ツールが Microsoft から提供されます。 PaaS サービスでは、お客様がスケーリングと構成を担当しますが、基になるサービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) は自動的に管理されます。 aPaaS (サービスとしてのアプリケーション プラットフォーム) では、アプリケーションを構築、管理、配信するためのクラウド環境をお客様に提供します。 aPaaS オファリングでは、スケーリングとほとんどの構成が処理されますが、最終的なソリューションを構築するには開発者の作業が引き続き必要です。

Azure IoT Central (aPaaS) を開始する

Microsoft の aPaaS IoT ソリューション プラットフォームは Azure IoT Central です。 IoT Central を出発点として使用することをすべてのお客様にお勧めします。 これは、IoT プラットフォームから、そして Azure 全体で PaaS サービスをプリアセンブルし、IoT ソリューションのアセンブリと運用を簡素化および加速するように設計されています。これらはエンタープライズ グレードの IoT ソリューションの構築に必要になります。 その結果、デバイスのフリートの大規模な接続、管理、運用に必要な機能を完備し、そのまますぐに使用できる UX と API サーフェスの領域が完成します。

Microsoft が提供する Azure PaaS コンポーネントのコレクションを使用してソリューションを構築することもできます。 これらを使用して "モノ" を接続、プロビジョニングし、収集された情報を分析して、その分析情報に基づいてアクションを実行できます。

ソリューションのニーズに基づいて、IoT Central (aPaaS) と Azure PaaS ソリューションのアプローチを比較します。

IoT アーキテクチャを設計する

標準的な IoT ソリューション アーキテクチャは、5 つの基本要素から成ります。

  • デバイス: クラウドに接続されてデータを送受信する産業機器、センサー、マイクロコントローラーから成ります。
  • プロビジョニング: デバイスをクラウドに接続します。
  • 処理: デバイスからのデータを分析して分析情報を収集します。
  • ビジネス統合: デバイス データからの分析情報に基づいてアクションを実行します。
  • セキュリティ監視: IoT ワークロードのためのエンドツーエンドのセキュリティ ソリューションを提供します。 Microsoft Defender for IoT を使用します。

使用するソリューションが PaaS であれ aPaaS であれ、これらの基本要素は存在します。 ただし、Microsoft が提供する aPaaS ソリューションの Azure IoT Central から始めることをすべてのお客様にお勧めします。 すぐに利用できる UX と API サーフェスにより、デバイスの接続、操作、管理が簡素化され、IoT データを使用してビジネス価値を生み出すために多くの時間と予算を費やすことができます。

Azure IoT ソリューションを監視して最適化する

デバイス データから収集された分析情報を使用して、環境を監視、管理、制御することができます。 Power BI などのサービスを使用してデータを視覚化、調査したり、Azure Logic AppsMicrosoft Flow などのサービスを使用して自動化されたアクションを設定したりすることができます。

次のステップ

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