Azure での Oracle データベースの実行

Azure Load Balancer
Azure Application Gateway

ソリューションのアイデア

このアーティクルはソリューションのアイデアです。 このコンテンツにさらに多くの情報 (想定されるユース ケース、代替サービス、実装に関する考慮事項、価格ガイダンスなど) の掲載をご希望の方は、GitHub のフィードバックでお知らせください。

フロントエンドおよび中間層の高可用性は、Azure Load Balancer または Application Gateway を使用して実現できます。 データベース層における 99.99% の稼働時間の可用性は、Azure Availability Zones と Oracle Active DataGuard の組み合わせを FSFO と共に使用することで実現できます。 可用性の向上やディザスター リカバリーのために、異なる Azure リージョンに別のデータベース VM をデプロイすることを検討し、頻繁に RMAN バックアップをスケジュールしてください。

考えられるユース ケース

このソリューションのアイデアは、Azure で Oracle Database Enterprise Edition の高可用性を実現するための標準的なアーキテクチャを示しています。

Architecture

クライアントからロード バランサー、サブネットを経て Azure V NET に至るアーキテクチャ図。このアーキテクチャの SVG をダウンロードします。

データフロー

  1. クライアント システムが、Web 経由で Oracle DB バックエンドを使用してカスタム アプリケーションにアクセスします。
  2. Web フロント エンドは、ロードバランサーで構成されます。
  3. Web フロント エンドが、作業を処理するために適切なアプリケーション サーバーを呼び出します。
  4. アプリケーション サーバーが、プライマリ Oracle Database にクエリを実行します。
  5. Oracle Database は、パフォーマンスと可用性を確保するために、複数の Premium ストレージ ベースの Managed Disks を備えたハイパースレッド化された仮想マシンを使用して構成されています。
  6. Oracle データベースが、HA と DR の目的で Oracle DataGuard (または Active DataGuard) または Oracle GoldenGate を使用してレプリケートされます。
  7. Oracle データベースは、Oracle Enterprise Manager によって稼働時間とパフォーマンスが監視されます。 OEM では、パフォーマンスおよび使用状況の各種レポートを生成することもできます。

コンポーネント

このアーキテクチャの実装に使用される主要テクノロジ:

次の手順

製品ドキュメント:

Microsoft Learn モジュール: