Azure Automation アカウントを別のサブスクリプションに移動する

Azure Automation を使用すると、一部のリソースを新しいリソース グループまたはサブスクリプションに移動することができます。 Azure portal、PowerShell、Azure CLI、または REST API を使用して、リソースを移動できます。 方法の詳細については、「新しいリソース グループまたはサブスクリプションへのリソースの移動」を参照してください。

Automation アカウントは、移動できるリソースの 1 つです。 この記事では、Automation アカウントを別のリソースまたはサブスクリプションに移動する方法について説明します。 Automation アカウントを移動する手順の概要は次のとおりです。

  1. 機能を無効にします。
  2. ワークスペースのリンクを解除します。
  3. Automation アカウントを移動します。
  4. 実行アカウントを削除して再作成します。
  5. ソリューションを再度有効にします。

機能を削除する

Automation アカウントからワークスペースのリンクを解除するには、ワークスペース内の次の機能リソースを削除する必要があります。

  • 変更履歴とインベントリ
  • 更新管理
  • 勤務時間外に VM を起動/停止する
  1. Azure portal で目的のリソース グループを探します。

  2. 各機能を見つけて、 [リソースの削除] ページで [削除] を選択します。

    Azure portal から機能リソースを削除しているスクリーンショット

必要に応じて、Remove-AzResource コマンドレットを使用して、次のようにリソースを削除できます。

$workspaceName = <myWorkspaceName>
$resourceGroupName = <myResourceGroup>
Remove-AzResource -ResourceType 'Microsoft.OperationsManagement/solutions' -ResourceName "ChangeTracking($workspaceName)" -ResourceGroupName $resourceGroupName
Remove-AzResource -ResourceType 'Microsoft.OperationsManagement/solutions' -ResourceName "Updates($workspaceName)" -ResourceGroupName $resourceGroupName
Remove-AzResource -ResourceType 'Microsoft.OperationsManagement/solutions' -ResourceName "Start-Stop-VM($workspaceName)" -ResourceGroupName $resourceGroupName

Start/Stop VMs during off-hours のアラート ルールを削除する

Start/Stop VMs during off-hours の場合、機能によって作成されたアラート ルールも削除する必要があります。

  1. Azure portal で、リソース グループに移動し、 [監視] > [アラート] > [アラート ルールの管理] を選択します。

    [アラート ルールの管理] が選択された [アラート] ページのスクリーンショット

  2. [ルール] ページに、そのリソース グループに構成されているアラートの一覧が表示されます。 この機能は、次のルールを作成します。

    • AutoStop_VM_Child
    • ScheduledStartStop_Parent
    • SequencedStartStop_Parent
  3. ルールを一度に 1 つずつ選択し、 [削除] を選択して削除します。

    選択したルールの削除の確認を要求している [ルール] ページのスクリーンショット

    注意

    [ルール] ページにアラート ルールが表示されない場合は、 [状態] フィールドを [無効] に変更して、無効化されているアラートを表示します。

  4. アラート ルールを削除するときは、Start/Stop VMs during off-hours 通知のために作成したアクション グループを削除する必要があります。 Azure portal で、 [監視] > [アラート] > [アクション グループの管理] の順に選択します。

  5. [StartStop_VM_Notification] を選択します。

  6. [アクション グループ] ページで、 [削除] を選択します。

    [アクション グループ] ページのスクリーンショット

必要に応じて、Remove-AzActionGroup コマンドレットを使用して、次のようにアクション グループを削除できます。

Remove-AzActionGroup -ResourceGroupName <myResourceGroup> -Name StartStop_VM_Notification

次に、ワークスペースのリンクを解除することができます。

  1. Azure portal で、 [Automation アカウント] > [関連リソース] > [Linked workspace] (リンクされたワークスペース) の順に選択します。

  2. [ワークスペースのリンクを解除] を選択して、Automation アカウントからワークスペースのリンクを解除します。

    Automation アカウントからワークスペースのリンクを解除しているスクリーンショット

Automation アカウントを移動する

次に、Automation アカウントとその Runbook を移動できます。

  1. Azure portal で、Automation アカウントのリソース グループを参照します。 [移動] > [別のサブスクリプションに移動する] の順に選択します。

    [リソース グループ] ページで別のサブスクリプションに移動するスクリーンショット

  2. 移動するリソース グループ内のリソースを選択します。 Automation アカウント、Runbook、および Log Analytics ワークスペースのリソースを必ず含めてください。

実行アカウントを再作成する

[実行アカウント] は、Azure リソースで認証するために、Azure Active Directory にサービス プリンシパルを作成します。 サブスクリプションを変更すると、Automation アカウントは既存の実行アカウントを使用しなくなります。 実行アカウントを再作成するには、次のようにします。

  1. 新しいサブスクリプションの Automation アカウントに移動し、 [アカウント設定] の下で [実行アカウント] を選択します。 実行アカウントが現在、不完全と表示されていることがわかります。

    不完全と表示されている実行アカウントのスクリーンショット

  2. [プロパティ] ページの [削除] ボタンを選択して、実行アカウントを一度に 1 つずつ削除します。

    注意

    実行アカウントを作成または表示するアクセス許可がない場合は、次のメッセージが表示されます。You do not have permissions to create an Azure Run As account (service principal) and grant the Contributor role to the service principal. 詳細については、実行アカウントを構成するために必要なアクセス許可に関するセクションを参照してください。

  3. 実行アカウントを削除したら、 [Azure 実行アカウント] の下で [作成] を選択します。

  4. [Azure 実行アカウントの追加] ページで [作成] を選択して、実行アカウントとサービス プリンシパルを作成します。

  5. Azure クラシック実行アカウントで上記の手順を繰り返します。

機能を有効にする

実行アカウントを再作成したら、移動の前に削除した機能を再び有効にする必要があります。

  1. Change Tracking とインベントリを有効にするには、Automation アカウントで [変更履歴とインベントリ] を選択します。 移動した Log Analytics ワークスペースを選択し、 [有効化] を選択します。

  2. Update Management の手順 1 を繰り返します。

    移動先の Automation アカウントで機能を再度有効にしているスクリーンショット

  3. 既存の Log Analytics ワークスペースを接続したときに、機能が有効化されるマシンが表示されます。 Start/Stop VMs during off-hours 機能をオンにするには、それを再度有効にする必要があります。 [関連リソース] の下で、 [Start/Stop VMs](VM の開始/停止) > [Learn more about and enable the solution](ソリューションの詳細と有効化) > [作成] の順に選択してデプロイを開始します。

  4. [ソリューションの追加] ページで、Log Analytics ワークスペースと Automation アカウントを選択します。

    [ソリューションの追加] メニューのスクリーンショット

  5. Start/Stop VMs during off-hours の概要に関する記事の説明に従って機能を構成します。

移動を確認する

移動が完了したら、次の一覧の機能が有効になっていることを確認します。

機能 テスト トラブルシューティング
Runbooks Runbook が正常に実行し、Azure リソースに接続できる。 Runbook のトラブルシューティング
ソース管理 ソース管理リポジトリで手動同期を実行できる。 ソース管理の統合
変更履歴とインベントリ マシンの現在のインベントリ データが表示されることを確認する。 Change Tracking とインベントリのトラブルシューティング
更新管理 マシンが表示されており、正常な状態であることを確認する。
テスト ソフトウェア更新プログラムのデプロイを実行する。
Update Management の問題をトラブルシューティングする
共有リソース 資格情報変数などのすべての共有リソースが表示されていることを確認する。

次のステップ

Azure でのリソースの移動の詳細については、Azure でのリソースの移動に関するページを参照してください。