Azure VMware Solution を使用して NSX-T データ センター ネットワーク コンポーネントを構成する
Azure VMware Solution プライベート クラウドには、既定では NSX-T データ センターが付属しています。 プライベート クラウドには、アクティブ/アクティブモードで NSX-T データ センター Tier-0 ゲートウェイが、アクティブ/スタンバイ モードで既定の NSX-T データ センター Tier-1 ゲートウェイが事前プロビジョニングされています。 これらのゲートウェイを使用すると、セグメント (論理スイッチ) に接続し、East-West および North-South 接続を提供できます。
Azure VMware Solution のデプロイ後、必要な NSX-T データ センター オブジェクトを Azure portal から構成できます。 これには、VMware 管理者が毎日必要とする NSX-T データ センター操作のうち、NSX-T Manager に慣れていないユーザーを対象とするものを簡略化したビューが表示されます。
Azure VMware Solution コンソールで NSX-T データ センター コンポーネントを構成するには、次の 4 つのオプションがあります。
[セグメント] - NSX-T Manager と vCenter Server に表示されるセグメントを作成します。 詳細については、「Azure portal を使用して NSX-T データ センター セグメントを追加する」を参照してください。
[DHCP] - DHPC を使用する予定の場合は、DHCP サーバーまたは DHCP リレーを作成します。 詳細については、「Azure portal を使用して DHCP サーバーまたはリレーを作成する」を参照してください。
[ポート ミラーリング] - ポート ミラーリングを作成して、ネットワークの問題のトラブルシューティングに役立てます。 詳細については、「Azure portal でポート ミラーリングを構成する」を参照してください。
[DNS] - 指定された DNS サーバーに解決のために DNS 要求を送信する DNS フォワーダーを作成します。 詳細については、「Azure portal で DNS フォワーダーを構成する」を参照してください。
重要
引き続き、NSX-T Manager コンソールにアクセスして、前述の詳細設定とその他の NSX-T データ センター機能を使用できます。