Batch アカウントおよび Azure Storage アカウント

Azure Batch アカウントは、Batch サービス内で一意に識別されるエンティティです。 ほとんどの Batch ソリューションは、リソース ファイルと出力ファイルの格納に Azure Storage を使用するため、各 Batch アカウントは通常、対応するストレージ アカウントに関連付けられています。

Batch アカウント

すべての処理とリソースは、Batch アカウントと関連付けられています。 アプリケーションは、Batch サービスに対する要求を行う際に、Azure Batch アカウント名、アカウントの URL、およびアクセス キーまたは Azure Active Directory トークンを使用して要求を認証します。

1 つの Batch アカウントでは、複数の Batch ワークロードを実行できます。 また、同じサブスクリプション内の異なる Azure リージョンに所在するお使いの複数の Batch アカウント間で、ワークロードを分散することもできます。

Batch アカウントは、Azure portal またはプログラム (Batch Management .NET ライブラリなど) を使用して作成できます。 アカウントを作成する際に、ジョブに関する入出力データまたはアプリケーションの格納に使用する、Azure ストレージ アカウントを関連付けることができます。

注意

Batch アカウントの作成時には、ユーザー サブスクリプションBatch サービス のいずれかの プール割り当て モードを選択することができます。 ほとんどの場合、既定の Batch サービス モードを選択することになります。このモードでは、Azure で管理されているサブスクリプションにバックグラウンドでプールが割り当てられます。 もう一方のユーザー サブスクリプション モードでは、プールの作成時に Batch VM などのリソースがサブスクリプションに直接作成されます。 また、ユーザー サブスクリプション モードで Batch アカウントを作成するには、ご利用のサブスクリプションを Azure Batch に登録し、アカウントを Azure Key Vault に関連付ける必要があります。

Azure Storage アカウント

ほとんどの Batch ソリューションでは、リソース ファイルまたは出力ファイルを格納するために Azure Storage を使用します。 たとえば、Batch タスク (標準タスク、開始タスク、ジョブ準備タスク、ジョブ解放タスクなど) では通常、ストレージ アカウントに存在するリソース ファイルを指定します。 また、ストレージ アカウントでは、処理されるデータと生成される出力データを格納します。

Batch では、次の Azure ストレージ アカウントの種類がサポートされます。

  • 汎用 v2 (GPv2) アカウント
  • 汎用 v1 (GPv1) アカウント
  • BLOB ストレージ アカウント (現在、仮想マシン構成のプールに対してのみサポートされます)

ストレージ アカウントについて詳しくは、「Azure ストレージ アカウントの概要」をご覧ください。

ストレージ アカウントは、Batch アカウントの作成時に (または後で) Batch アカウントに関連付けることができます。 ストレージ アカウントを選択するときに、コストとパフォーマンスの要件を検討してください。 たとえば、GPv2 アカウントおよび BLOB ストレージ アカウントのオプションでは、サポートされる容量とスケーラビリティの上限が GPv1 よりも高くなっています (容量の上限の引き上げを希望する場合、Azure サポートにお問い合わせください)。これらのアカウント オプションでは、ストレージ アカウントからの読み取りまたはストレージ アカウントへの書き込みを行う多数の並列タスクが含まれた、Batch ソリューションのパフォーマンスを向上させることができます。

Batch アカウントにストレージ アカウントがリンクされている場合、そのアカウントは "autostorage アカウント" とみなされます。 アプリケーション パッケージの機能を使用する場合は、アプリケーション パッケージの .zip ファイルを保存するために使用されるため、autostorage アカウントが必要です。 これは、タスク リソース ファイルにも使用できます。autostorage アカウントはすでに Batch アカウントにリンクされているため、リソース ファイルにアクセスするための Shared Access Signature (SAS) URL を使用する必要がありません。

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