Azure Batch 内のファイルおよびディレクトリ

Azure Batch には、タスクごとに作業ディレクトリ があり、その下にはファイルやディレクトリを作成できます。 この作業ディレクトリは、タスクによって実行されるプログラム、処理されるデータ、実行される処理の出力を格納するために使用できます。 タスクのすべてのファイルとディレクトリは、タスクのユーザーが所有者になります。

Batch サービスは、ノード上のファイル システムの一部を " ルート ディレクトリ" として公開します。 このルート ディレクトリは、OS ドライブに直接配置されるのではなく、VM の一時ストレージ ドライブに配置されます。

このルート ディレクトリには、タスクから AZ_BATCH_NODE_ROOT_DIR 環境変数を参照することでアクセスできます。 環境変数の使用に関する詳細については、「 タスクの環境設定」を参照してください。

ルート ディレクトリの構造

ルート ディレクトリには、次のディレクトリ構造が含まれています。

計算ノードのディレクトリ構造のスクリーンショット。

  • applications: 計算ノード上にインストールされたアプリケーション パッケージの詳細に関する情報が含まれています。 このディレクトリには、タスクから AZ_BATCH_APP_PACKAGE 環境変数を参照することでアクセスできます。

  • fsmounts: このディレクトリには、計算ノード上にマウントされたファイル システムが含まれます。 このディレクトリには、タスクから AZ_BATCH_NODE_MOUNTS_DIR 環境変数を参照することでアクセスできます。 詳細については、「仮想ファイル システムを Batch プールにマウントする」を参照してください。

  • shared:ノードで実行される "すべて" のタスクに、このディレクトリへの読み取り/書き込みアクセス権が与えられます。 ノード上で実行されるすべてのタスクは、このディレクトリのファイルを作成、読み取り、更新、削除することができます。 このディレクトリには、タスクから AZ_BATCH_NODE_SHARED_DIR 環境変数を参照することでアクセスできます。

  • startup:この場所は、開始タスクの作業ディレクトリとして使用されます。 開始タスクによってノードにダウンロードされるすべてのファイルは、ここに格納されます。 開始タスクは、このディレクトリの下で、ファイルを作成、読み取り、更新、削除できます。 このディレクトリには、タスクから AZ_BATCH_NODE_STARTUP_DIR 環境変数を参照することでアクセスできます。

  • volatile: このディレクトリは内部で使用するためのものです。 このディレクトリにファイルが存在すること、またはディレクトリ自体が今後も存在することは保証されません。

  • workitems: このディレクトリには、ジョブ用のディレクトリと計算ノード上のタスクが含まれます。

    workitems ディレクトリ内には、ディレクトリが、そのノード上で実行される タスク ごとに作成されます。 このディレクトリには、AZ_BATCH_TASK_DIR 環境変数を参照してアクセスできます。

    タスク ディレクトリ内には、Batch サービスによって作業ディレクトリ (wd) が作成されます。その一意のパスは、AZ_BATCH_TASK_WORKING_DIR 環境変数によって指定されます。 このディレクトリは、タスクに読み取り/書き込みアクセスを提供します。 タスクは、このディレクトリの下で、ファイルを作成、読み取り、更新、および削除できます。 このディレクトリは、タスクに対して指定された RetentionTime 制約に基づいて保持されます。

    stdout.txt ファイルおよび stderr.txt ファイルは、タスクの実行中に タスク フォルダーに書き込まれます。

重要

ノードをプールから削除すると、ノードに格納されているすべてのファイルが削除されます。

次のステップ