Azure Databricks の事前購入割引の適用のしくみ

購入期間中はいつでも、事前購入済み Azure Databricks コミット ユニット (DBCU) を使用できます。 Azure Databricks の使用量があると、自動的に事前購入済み DBCU から差し引かれます。

VM とは異なり、事前購入済みユニットは時間単位では期限切れになりません。 それらは、購入の期間中にいつでも使用できます。 事前購入割引を受けるために、事前購入済みプランを Azure Databricks ワークスペースの使用量として再デプロイしたり、割り当てたりする必要はありません。

事前購入割引は、Azure Databricks ユニット (DBU) の使用量にのみ適用されます。 コンピューティング、ストレージ、およびネットワーキングなどの他の料金は別途課金されます。

事前購入割引の適用

Databricks の事前購入は、すべての Databricks ワークロードおよびレベルに適用されます。 事前購入は、前払いの Databricks コミット ユニットのプールと考えることができます。 ワークロードまたはレベルには関係なく、使用状況がプールから差し引かれます。 使用状況は、次の比率で差し引かれます。

[ワークロード] DBU の適用率 — Standard レベル DBU の適用率 - Premium レベル
All Purpose Compute 0.4 0.55
Jobs Compute 0.15 0.30
Jobs Light Compute 0.07 0.22
SQL Compute NA 0.22
Delta Live Tables NA 0.30 (コア)、0.38 (pro)、0.54 (上級)
汎用の Photon NA 0.55

たとえば、Data Analytics — Standard レベルの数量が使用された場合、事前購入済み Databricks コミット ユニットは 0.4 ユニット分が差し引かれます。 Data Engineering Light — Standard レベルの数量が使用された場合、事前購入済み Databricks コミット ユニットは 0.07 ユニット分が差し引かれます。

注: Photon を有効にすると、DBU 数が増加します。

プランの使用を確認する

DBCU プランの使用を確認するには、Azure portal >[予約] に移動し、購入された Databricks プランを選択します。 現在までの使用率がすべての残りのユニットと共に表示されます。 予約の使用を確認する方法の詳細については、「予約の使用状況を表示する」の記事を参照してください。

割引の適用が使用状況データに表示される方法

事前購入割引が Databricks の使用量に適用される場合、オンデマンド料金は使用量データに 0 として表示されます。 予約のコストと使用状況の詳細については、「Enterprise Agreement の予約のコストと使用状況を取得する」を参照してください。

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