アプリケーションを介したカスタマー エンゲージメント

クラウドネイティブ アプリケーションを構築すると、新しい方法で顧客とつながることができます。 クラウドネイティブ アプリケーションは一から構築され、クラウドの規模やパフォーマンスに合わせて最適化されます。 クラウドネイティブ アプリケーションは、マイクロサービスのアーキテクチャに基づいており、マネージド サービスを使用します。また、継続的デリバリーを利用して高い信頼性を実現し、市場投入までの時間を短縮します。

アプリケーションによるイノベーションには、オンプレミスでホストされている既存のアプリケーションの最新化と、コンテナーまたはサーバーレス テクノロジを使用したクラウドネイティブなアプリケーションの構築の両方が含まれます。 Azure では、.NET、.NET Core、Java、Node.js、Ruby、Python、または PHP で記述された既存の Web アプリや API アプリを簡単に最新化して Azure にデプロイできるよう支援する PaaS サービス (Azure App Service など) が提供されます。

オープン標準のコンテナー モデルにより、Azure Kubernetes Services、Azure Container Instances、Web App for Containers などのマネージド サービスを使用したマイクロサービスの構築、既存のアプリケーションのコンテナー化、Azure へのそれらのデプロイが簡単になります。 Azure Functions や Azure Logic Apps などのサーバーレス テクノロジでは、従量課金モデル (使用した分だけ支払う) が使用され、インフラストラクチャのデプロイと管理ではなく、アプリケーションの構築に集中できます。

クラウドベースのソリューションの利点の 1 つは、フィードバックを迅速に収集し、エンド ユーザーに価値を提供できることです。 そのユーザーが外部顧客であっても、社内のユーザーであっても、アプリケーションに関するフィードバックが迅速に得られるに越したことはありません。

Azure App Service

Azure App Service からはアプリケーションのホスティング環境が提供され、それによってインフラストラクチャ管理と OS パッチ適用の負担が取り除かれます。 ユーザーの需要に合わせてスケーリングを自動化し、定義された上限で制約してコストを抑えることができます。

Azure App Service では、ASP.NET、ASP.NET Core、Java、Ruby、Node.js、PHP、Python などの言語が最高レベルでサポートされています。 別のランタイム スタックをホストする必要がある場合は、Web App for Containers を使用すると、App Service 内で Docker コンテナーを迅速かつ簡単にホストできるので、サーバーの管理が不要な環境でカスタム コード スタックをホストできます。

アクション

Azure App Service のデプロイを構成または監視するには:

  1. [App Service] に移動します。
  2. 新しいサービスを構成する: [追加] を選択し、画面の指示に従います。
  3. 既存のサービスを管理する: ホストされているアプリケーションの一覧から目的のアプリケーションを選択します。

Azure Cognitive Services

Azure Cognitive Services では、Microsoft がサポートする AI と機械学習アルゴリズムを利用できる一連の API を介して、高度なインテリジェンスをアプリケーションに直接取り込むことができます。

アクション

Azure Cognitive Service デプロイを構成または監視するには、次の手順に従います。

  1. [Cognitive Services] に移動します。
  2. 新しいサービスを構成する: [追加] を選択し、画面の指示に従います。
  3. 既存のサービスを管理する: ホストされているサービスの一覧から目的のサービスを選択します。

Azure Bot Service

Azure Bot Service では、AI と機械学習を使用して、顧客と対話する新たな方法を生み出すナチュラル ボット インターフェイスを追加することで、標準のアプリケーションを拡張できます。

アクション

Azure Bot Service デプロイを構成または監視するには、次の手順に従います。

  1. [Bot Services] に移動します。
  2. 新しいサービスを構成する: [追加] を選択し、画面の指示に従います。
  3. 既存のサービスを管理する: ホストされているサービスの一覧から目的のボットを選択します。

Azure DevOps

イノベーションの過程では、最終的に DevOps に向かって進むことになります。 Microsoft には長い間、Team Foundation Server (TFS) と呼ばれるオンプレミス製品がありました。 Microsoft は独自のイノベーションの過程で、リリースのさまざまな言語や目的に対応するビルド ツールとリリース ツールを提供するクラウドベースのサービスである Azure DevOps を開発しました。 詳細については、Azure DevOps のページをご覧ください。

Visual Studio App Center

モバイル アプリの人気が上がり続ける中、さまざまな構成を持つ実際のデバイスでテストを自動化できるプラットフォームに対するニーズが増えています。 Visual Studio App Center は、iOS、Android、Windows、macOS をまたいでクラウドネイティブ アプリケーションをテストできる場所だけでなく、Azure Application Insights を使用してテレメトリをすばやく簡単に分析できる監視プラットフォームも提供します。 詳細については、Visual Studio App Center に関するページを参照してください。

Visual Studio App Center からは通知サービスも提供されます。1 回の呼び出しでプラットフォームに関係なく通知をアプリケーションに送信できます。通知サービス別に連絡する必要がありません。

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