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スマート トリミングされたサムネイル (バージョン 4.0 プレビュー)

サムネイルは、画像のサイズを縮小したものです。 無駄のないレイアウトしやすい方法で画像やその他のデータを表現するためにサムネイルは使用されます。 Azure AI Vision 4.0 API では、スマート クロップを使用して、検出された顔に優先順位を付けた画像の最も重要な領域を含む直感的な画像サムネイルを作成します。

Azure AI Vision のスマート トリミング ユーティリティは、範囲 [0.75, 1.80] の 1 つ以上の縦横比を受け取り、識別された領域の境界ボックス座標 (ピクセル単位) を返します。 アプリでは、それらの座標を使って画像をトリミングして返すことができます。

重要

この機能では、顔検出を利用し、画像の中で重要な領域を判断します。 この検出では、顔を別の顔と区別したり、顔の属性を予測または分類したり、顔テンプレート (顔の特徴を表す画像から生成される一意の数値のセット) を作成したりすることはありません。

生成される境界ボックスは、次の図に示すように、縦横比について指定する内容によって大きく異なる場合があります。

[縦横比] 境界ボックス
original Photo of a man with a dog at a table.
0.75 Photo of a man with a dog at a table. A 0.75 ratio bounding box is drawn.
1.00 Photo of a man with a dog at a table. A 1.00 ratio bounding box is drawn.
1.50 Photo of a man with a dog at a table. A 1.50 ratio bounding box is drawn.

API の使用

スマート トリミング機能は、Analyze Image 4.0 API で利用できます。 SmartCropsfeatures クエリ パラメーターに追加します。 また、smartcrops-aspect-ratios クエリ パラメーターを追加し、必要な縦横比 (幅/高さとして定義) の 10 進値を範囲 [0.75, 1.80] で設定します。 複数の縦横比の値は、コンマで区切る必要があります。 縦横比の値を指定しない場合、API は画像の最も重要な領域を最もよく保持する縦横比のトリミングを返します。

次のステップ