空間分析とは

Computer Vision の空間分析を使用して、カメラからストリーミング ビデオを取り込み、分析情報を抽出し、他のシステムで使用されるイベントを生成できます。 このサービスでは、ビデオ内の人の存在と移動が検出されます。 これにより、空間に入ってくる人の数を数えたり、マスクやソーシャル ディスタンスのガイドラインに対するコンプライアンスを測定したりする処理を行えます。 物理空間からのビデオ ストリームを処理することで、ユーザーが物理空間をどのように使用するかを学習し、組織にとっての空間の価値を最大限に高めることができます。

Vision Studio を使用して、ブラウザーですばやく簡単に空間分析の機能を試すことができます。

実行内容

空間分析ではビデオが取り込まれた後、ビデオ内のユーザーが検出されます。 人が検出されると、人が時間とともに動き回るようすがシステムによって追跡され、関心のある領域に人が作用するとイベントが生成されます。 すべての操作では、1 つのカメラの視野から分析情報が得られます。

人数カウント

この操作では、PersonCount 操作を使用して、特定のゾーン内の経時的な人数がカウントされます。 ここでは、フレーム間で人を追跡せずに、処理されるフレームごとに独立したカウントが生成されます。 この操作を使用して、空間内の人の数を推定したり、人が現れたときにアラートを生成したりすることができます。

Spatial Analysis counts the number of people in the cameras field of view

入り口でのカウント

この機能では、人がエリア内にいた時間、または入り口を通過した時刻が監視されます。 この監視は、PersonCrossingPolygon 操作または PersonCrossingLine 操作を使用して実行できます。 小売のシナリオでは、これらの操作を使用して、レジの行列の待ち時間や展示に対するエンゲージメントを測定できます。 これらの操作では、他の商用ビルのシナリオで、ロビーや特定の階での歩行者を測定できます。

Spatial Analysis measures dwelltime in checkout queue

ソーシャル ディスタンスとマスクの検出

この機能では、人々が空間内のソーシャル ディスタンス要件にどれだけ従っているかを分析します。 PersonDistance 操作を使用すると、人が空間内を歩き回る間、システムは自動的に調整されます。 そして、人が特定の距離のしきい値 (6 フィートまたは 10 フィート) に違反したことを識別します。

Spatial Analysis visualizes social distance violation events showing lines between people showing the distance

空間分析では、人がマスクなどの顔を保護するものを装着しているかどうかを検出するようにも構成できます。 ENABLE_FACE_MASK_CLASSIFIER パラメーターを構成することで、PersonCount、PersonCrossingLine、PersonCrossingPolygon の操作に対してマスク分類子を有効にすることができます。

Spatial Analysis classifies whether people have facemasks in an elevator

はじめに

クイックスタートに従って、空間分析コンテナーを設定し、ビデオの分析を開始します。

責任を持って空間分析テクノロジを使用する

責任を持って空間分析テクノロジを使用する方法については、透明性に関するメモを参照してください。 Microsoft の透明性に関するメモは、AI テクノロジがどのように機能するか、またシステムのパフォーマンスと動作に影響を及ぼすシステム所有者が行う選択について理解するのに役立ちます。 ここでは、テクノロジ、人、環境などのシステム全体について考えることの重要性に焦点が当てられています。

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