Azure Cosmos DB for Apache Cassandra リソースのデータベース、コンテナー、または自動スケール スループットのプロビジョニング

適用対象: Cassandra

この記事では、Azure Cosmos DB for Apache Cassandra のスループットをプロビジョニングする方法について説明します。 標準 (手動) または自動スケーリングのスループットは、コンテナーを対象にプロビジョニングできるほか、データベースを対象にプロビジョニングして、それをデータベース内の複数のコンテナーで共有することもできます。 スループットは、Azure portal、Azure CLI、Azure Cosmos DB SDK のいずれかを使用してプロビジョニングできます。

別の API を使っている場合は、NoSQL 用 APIMongoDB 用 APIGremlin 用 API のスループット プロビジョニングに関する記事を参照してください。

Azure portal

  1. Azure portal にサインインします。

  2. 新しい Azure Cosmos DB アカウントを作成するか、既存の Azure Cosmos DB アカウントを選びます。

  3. [データ エクスプローラー] ウィンドウを開いて [新しいテーブル] を選択します。 次に、以下の詳細を指定します。

    • 新しいキースペースを作成するか、既存のキースペースを使用するかを指定します。 キースペース レベルでスループットをプロビジョニングする場合は、 [データベースのスループットのプロビジョニング] オプションを選択します。
    • CQL コマンド内でテーブル ID を入力します。
    • 主キーの値 (/userrID など) を入力します。
    • プロビジョニングするスループットを入力します (例: 1,000 RU)。
    • [OK] を選択します。

    データベース レベルのスループットで新しいコレクションを作成しているときの、データ エクスプローラーのスクリーンショット

注意

Cassandra 用 API を使って構成された Azure Cosmos DB アカウントのコンテナーに対するスループットをプロビジョニングする場合は、パーティション キーのパスとして /myPrimaryKey を使います。

.NET SDK

Cassandra テーブルに対してスループットをプロビジョニングする

// Create a Cassandra table with a partition (primary) key and provision throughput of 400 RU/s
session.Execute("CREATE TABLE myKeySpace.myTable(
    user_id int PRIMARY KEY,
    firstName text,
    lastName text) WITH cosmosdb_provisioned_throughput=400");

同様のコマンドは、CQL に準拠している任意のドライバーを使用して発行できます。

Cassandra テーブルのスループットを変更する

// Altering the throughput too can be done through code by issuing following command
session.Execute("ALTER TABLE myKeySpace.myTable WITH cosmosdb_provisioned_throughput=5000");

同様のコマンドは、CQL に準拠している任意のドライバーを使用して実行できます。

// Create a Cassandra keyspace and provision throughput of 400 RU/s
session.Execute("CREATE KEYSPACE IF NOT EXISTS myKeySpace WITH cosmosdb_provisioned_throughput=400");

Azure Resource Manager

Azure Resource Manager テンプレートを使用すると、すべての Azure Cosmos DB API に対して、データベースまたはコンテナー レベルのリソースへの自動スケーリングのスループットをプロビジョニングできます。 サンプルについては、「Azure Cosmos DB の Azure Resource Manager テンプレート」を参照してください。

Azure CLI

Azure CLI を使用すると、すべての Azure Cosmos DB API に対して、データベースまたはコンテナー レベルのリソースへの自動スケーリングのスループットをプロビジョニングできます。 サンプルについては、「Azure Cosmos DB の Azure CLI サンプル」を参照してください。

Azure PowerShell

Azure PowerShell を使用すると、すべての Azure Cosmos DB API に対して、データベースまたはコンテナー レベルのリソースへの自動スケーリングのスループットをプロビジョニングできます。 サンプルについては、「Azure Cosmos DB 用 Azure PowerShell サンプル」を参照してください。

次のステップ

Azure Cosmos DB でのスループットのプロビジョニングについては、次の記事を参照してください。