Azure portal で新しいアカウントをサインアップするときの問題をトラブルシューティングする

Azure portal で新しいアカウントにサインアップしようとすると、問題が発生する場合があります。 この短いガイドでは、サインアップ プロセスの手順と、各ステップでの一般的ないくつかの問題について説明します。

Note

既にアカウントがあって、サインインの問題をトラブルシューティングするためのガイダンスをお探しの場合は、「Azure サブスクリプションのサインインに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。

開始する前に

サインアップを始める前に、次の情報を確認します。

  • Azure プロファイルの情報 (連絡先のメール アドレス、住所、電話番号など) が正しいこと。
  • クレジット カード情報が正しいこと。
  • 同じ情報を持つ既存の Microsoft アカウントをがないこと。

Azure サインアップのガイド付きチュートリアル

Azure のサインアップ エクスペリエンスは、次の 4 つのセクションで構成されています。

  • ユーザーに関する情報
  • 電話による本人確認
  • カードによる本人確認
  • 契約

このチュートリアルでは、Azure アカウントにサインアップするための正しい情報の例を示します。 各セクションでは、一般的な問題とその解決方法も含まれます。

自分の情報

最初に Azure にサインアップするときは、次のような自分に関する情報を提供する必要があります。

  • お住まいの国または地域
  • 電子メール アドレス
  • 電話番号
  • クレジット カード情報

一般的な問題と解決方法

次のようなメッセージが表示される: "アカウントに問題が発生したため、サインアップを続行できません。 課金サポートにお問い合わせください"

このエラーを解決するには、次の手順のようにします。

  1. Microsoft アカウント センターにサインインします。
  2. ページの上部で [ユーザー情報] を選択します。
  3. 請求および出荷の詳細が入力されていて、有効であることを確認します。
  4. Azure サブスクリプションにサインアップするときに、クレジット カード登録の請求先住所が銀行の登録情報と一致していることを確認します。

それでもメッセージが表示される場合は、別のブラウザーを使用してサインアップを試してください。

InPrivate ブラウズはどうですか。

無料試用版を利用できない

過去に Azure サブスクリプションを使用していませんか。 Azure 使用条件契約書では、Azure を初めて使用するユーザーのみが Azure 無料試用版をアクティブ化できるという制限を設けています。 他の種類の Azure サブスクリプションを持っている場合も、無料試用版をアクティブ化することはできません。 従量課金制サブスクリプションへのサインアップを検討してください。

次のようなメッセージが表示される: "Azure サブスクリプションの資格がありません"

この問題を解決するには、次の項目が当てはまるかどうかを再確認してください。

  • Azure アカウント プロファイルに指定した情報 (連絡先のメール アドレス、住所、電話番号など) が正しいこと。
  • クレジット カード情報が正しいこと。
  • 同じ情報を使用する既存の Microsoft アカウントがないこと。

次のようなメッセージが表示される: "現在のアカウントの種類はサポートされていません"

この問題は、アンマネージドの Microsoft Entra ディレクトリにアカウントが登録されていて、それが組織の Microsoft Entra ディレクトリに存在しない場合に発生することがあります。 この問題を解決するには、別のアカウントを使用して Azure アカウントにサインアップするか、アンマネージド AD ディレクトリの引き継ぎを行ってください。 詳細については、「Microsoft Entra ID で管理者として非管理対象ディレクトリを引き継ぐ」を参照してください。

この問題は、アカウントが Microsoft 365 開発者プログラムを使用して作成された場合にも発生する可能性があります。 Microsoft では、Microsoft 365 開発者プログラム サブスクリプションを使用して、他の有料サービスを購入することを許可していません。 詳細については、「サブスクリプションには Azure へのサブスクリプションも含まれていますか?」を参照してください

電話による本人確認

[電話による本人確認] を示すスクリーンショット。

テキスト メッセージを受信するか、電話がかかってきたら、テキスト ボックスに受け取ったコードを入力してください。

一般的な問題と解決方法

確認のためのテキスト メッセージまたは電話がない

通常、サインアップ確認プロセスにさほど時間はかかりませんが、確認コードが配信されるまでに、最大で 4 分かかる場合があります。

次に他のヒントをいくつか示します。

  • 要件を満たしている限り、任意の電話番号を確認に使用できます。 確認のために入力した電話番号は、アカウントの連絡先の電話番号としては保存されません。
    • 電話確認処理に VoiP (ボイス オーバー IP) の電話番号を使用することはできません。
    • お使いの電話で米国の電話番号からの電話または SMS メッセージを受信できることを確認してください。
  • ドロップダウン メニューで選択した国番号を含め、入力する電話番号を再確認してください。
  • テキスト メッセージ (SMS) を受信しない電話の場合は、 [電話で確認コードを受け取る] をオプションを試してください。

カードによる本人確認

[カードによる本人確認] を示すスクリーンショット。

一般的な問題と解決方法

クレジット カードが拒否されます

バーチャルまたはプリペイド式のクレジット カードは、Azure サブスクリプションの支払い方法として認められていません。 カードが拒否される他の原因を確認するには、Azure へのサインアップ時にカードが拒否される問題のトラブルシューティングに関するページを参照してください。

請求先住所がクレジット カード フォームでサポートされていない

請求先住所は、[自分の情報] セクションで選択した国およびリージョンに位置している必要があります。 正しい国およびリージョンを選択したことを確認します。

カードによる本人確認セクションで進行状況バーが停止する

カードによる本人確認を完了するには、ブラウザーでサードパーティの Cookie を許可する必要があります。

次の手順に従って、ブラウザーの Cookie の設定を更新します。

  1. Cookie の設定を更新します。

    • Chrome を使用している場合:

      • [設定]>[詳細設定を表示]>[プライバシー]>[コンテンツの設定] を選択します。 [サードバーティの Cookie とサイト データをブロックする] をオフにします。
    • Microsoft Edge を使用している場合:

      • [設定]>[詳細設定を表示]>[Cookie]>[Cookie をブロックしない] を選択します。
  2. Azure のサインアップ ページを更新し、問題が解決したかどうかを確認します。

  3. 更新しても問題が解決しなかった場合は、ブラウザーを終了して再起動した後、やり直してください。

無料試用版アカウントに料金が表示されている

サインアップ後にお客様のクレジット カード アカウントに少額の承認保留が一時的に表示されることがあります。 この保留は 3 日から 5 日以内に削除されます。 コストの管理について不安がある場合の詳細については、想定外の料金の分析に関するページを参照してください。

契約

契約を完了します。

その他の問題

Visual Studio、Microsoft Cloud Partner Program などの Azure 特典プランをアクティブ化できません

サインイン資格情報が正しいことを確認します。 次に、特典プログラムを使用する資格があることを確認します。

新しい Azure イン オープン プラン サブスクリプションをアクティブ化できません

Azure イン オープン プランのサブスクリプションを作成するには、少なくとも 1 つの Azure イン オープン プラン トークンが関連付けられている、有効なオンライン サービスのライセンス認証 (OSA) キーが必要です。 OSA キーを持っていない場合は、Microsoft Pinpoint に記載されている Microsoft パートナーにお問い合わせください。

その他のヘルプ リソース

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