バッチ

クエリには、セミコロン (;) 文字で区切られていない限り、表形式の式ステートメントを複数含めることができます。 クエリは表形式の結果を複数返します。 結果は表形式の式ステートメントによって生成され、クエリ テキスト内のステートメントの順序に従って順序付けされます。

Note

  • fork 演算子を使用するよりもバッチと materialize を優先してください。
  • 2 つのステートメントは、セミコロンで区切る必要があります。

表形式の結果に名前を付けます

次のクエリでは、2 つの表形式の結果が生成されます。 それらの結果はユーザー エージェント ツールで表示できます。このとき、それぞれに適切な名前が関連付けられています (それぞれ Count of events in FloridaCount of events in Guam)。

StormEvents | where State == "FLORIDA" | count | as ['Count of events in Florida'];
StormEvents | where State == "GUAM" | count | as ['Count of events in Guam']

計算を共有する

バッチ処理は、ダッシュボードなど、複数のサブクエリによって共通計算が共有されるシナリオに役立ちます。 共通計算が複雑な場合は、materialize() 関数を使用し、1 回だけ実行されるようにクエリを作成します。

let m = materialize(StormEvents | summarize n=count() by State);
m | where n > 2000;
m | where n < 10