Azure Data Explorer クラスターのアクセス許可を管理する

Azure Data Explorerを使用すると、ロールベースのアクセス制御モデルを使用して、クラスター内のリソースへのアクセスを制御できます。 このモデルでは、 プリンシパル (ユーザー、グループ、アプリ) が セキュリティ ロールにマップされます。 プリンシパルには、割り当てられているロールに従ってクラスター リソースへのアクセス権が付与されます。

この記事では、使用可能なクラスター レベルのロールと、Azure portalを使用してそれらのロールにプリンシパルを割り当てる方法について説明します。

注意

  • C#、Python、ARM テンプレートを使用してクラスター レベルのアクセス許可を構成するには、「 クラスター プリンシパルの追加」を参照してください。
  • Azure CLI でクラスター レベルのアクセス許可を構成するには、「 az kusto」を参照してください。

クラスター レベルのアクセス許可

Role アクセス許可
AllDatabasesAdmin 任意のデータベースのスコープ内のフル アクセス。 特定のクラスター レベルのポリシーを表示および変更できます。 すべての下位レベルの All Databases 権限が含まれます。
AllDatabasesViewer 任意のデータベースのすべてのデータとメタデータを読み取る。
AllDatabasesMonitor 任意のデータベースとその子エンティティのコンテキストでコマンドを実行 .show します。

Azure portalでクラスターのアクセス許可を管理する

  1. Azure portal にサインインします。

  2. 対象の Azure Data Explorer クラスターにアクセスします。

  3. 左側のメニューの [ セキュリティとネットワーク] で、[ アクセス許可] を選択します。

    [アクセス許可] タブを含む左側の設定メニューのスクリーンショット。

  4. [ 追加] を選択し、割り当てるロールを選択します。

    アクセス許可を追加するためのウィジェットの追加のスクリーンショット。

  5. [ 新しいプリンシパル ] ウィンドウで、1 つ以上のプリンシパルを検索して選択します。

    新しいアクセス許可を追加するための [新しいプリンシパル] ウィンドウのスクリーンショット。

  6. [ 選択] を選択 して割り当てを完了します。