Azure DevTest Labs で仮想ネットワークを追加する

この記事では、仮想ネットワークをラボに追加し、ラボ仮想マシン (VM) を作成するように構成する方法を説明します。

Azure DevTest Labs によって、各ラボの新しい仮想ネットワークが作成されます。 Azure ExpressRoute またはサイト間仮想プライベート ネットワーク (VPN) を使用して構成されたものなど、別の仮想ネットワークがある場合は、それをラボに追加できます。 その後、その仮想ネットワークでラボ VM を作成できます。

仮想ネットワークをラボに追加する

構成済みの仮想ネットワークおよびサブネットをラボに追加するには、次の手順を実行します。

1. Azure portal で、ラボの [概要] ページにある左側のナビゲーションで [構成とポリシー] を選択します。

   

2. [構成とポリシー] ページで、左側のナビゲーションの [外部リソース] の下にある [仮想ネットワーク] を選択します。

3. [仮想ネットワーク] ページに、ラボの現在の仮想ネットワークが表示されます。 [追加] を選択します。

   

4. [仮想ネットワーク] ページで、 [仮想ネットワークの選択] を選択します。

   

5. [仮想ネットワークの選択] ページが表示され、ラボと同じリージョンにあるサブスクリプション内のすべての仮想ネットワークが表示されます。 プランに追加する仮想ネットワークを選択します。

   

6. 選択した仮想ネットワークが [仮想ネットワーク] ページに表示されます。 **[保存]** を選択します。

7. ラボの [仮想ネットワーク] ページにある一覧に仮想ネットワークが表示されます。 [状態] で [準備完了] が表示されたら、新しい仮想ネットワークを選択します。

   

8. [仮想ネットワーク] ページに、仮想ネットワークのサブネットが表示されます。 構成するサブネットを選択します。

9. [ラボのサブネット] ウィンドウで、次のオプションの下にある [はい] または [いいえ] を選択します。

   • [仮想マシンの作成に使用] で、サブネットでの VM の作成を許可するか、禁止します。
   • [共有パブリック IP を有効にする] で、共有パブリック IP アドレスを有効または無効にします。
   • [パブリック IP の作成を許可] で、サブネット内のパブリック IP アドレスの作成を許可するか、禁止します。

10. [ユーザーごとの最大仮想マシン数] で、各ユーザーがサブネット内に作成できる VM の最大数を入力します。 VM の数を制限しない場合は、このフィールドを空白のままにします。

11. [保存] を選択します。

    

12. [仮想ネットワーク] ページで再び [保存] を選択します。

仮想ネットワーク内で VM を作成する

サブネットのいずれかで VM の作成を許可した場合は、追加した仮想ネットワークにラボ VM を作成できます。

1. 仮想マシンの作成と追加の手順のページに従って、ラボ VM を追加し、VM ベースを選択します。
2. [ラボ リソースの作成] 画面で [詳細設定] タブを選択します。
3. [仮想ネットワーク] フィールドのドロップダウン矢印を選択し、追加した仮想ネットワークを選択します。
4. 必要に応じて、[サブネット セレクター] フィールドのドロップダウン矢印を選択し、目的のサブネットを選択します。
5. VM の作成を続行します。

次の手順

• 仮想ネットワークのセットアップ、使用、管理の方法の詳細については、Azure の仮想ネットワークのドキュメントを参照してください。
• 新規または既存の仮想ネットワークに Azure Bastion をデプロイして、ラボ VM へのブラウザー接続を有効にすることができます。 詳細については、「Azure Bastion を使用して DevTest Labs VM へのブラウザー接続を有効にする」を参照してください。