テンプレートを使用したインターネット接続ロード バランサーの作成

Azure Load Balancer は、第 4 層 (TCP、UDP) のロード バランサーです。 ロード バランサーは、ロード バランサー セット内のクラウド サービスまたは仮想マシンの正常なサービス インスタンスに着信トラフィックを分散することによって高可用性を提供します。 さらに、Azure Load Balancer は、これらのサービスを複数のポート、複数の IP アドレス、またはその両方に提供できます。

ロード バランサーは次の目的で構成できます。

  • 仮想マシン (VM) への着信インターネット トラフィックを負荷分散します。 このシナリオのロード バランサーを、 インターネット接続ロード バランサーと呼びます。
  • 仮想ネットワーク (VNet) 内の VM 間、クラウド サービス内の VM 間、またはクロスプレミスの仮想ネットワーク内のオンプレミス コンピューターと VM 間でトラフィックを負荷分散します。 このシナリオのロード バランサーを、 内部ロード バランサー (ILB)と呼びます。
  • 外部トラフィックを特定の VM インスタンスに転送します。
重要

Azure リソースを使用する前に、Azure は現在、Azure Resource Manager デプロイ モデルとクラシック デプロイ モデルの 2 種類を備えていることを理解しておくことが重要です。 Azure リソースを使用する前に、必ず デプロイ モデルとツール について知識をつけておいてください。 この記事の上部にあるタブをクリックすると、さまざまなツールについてのドキュメントを参照できます。

この記事では、リソース マネージャーのデプロイ モデルについて説明します。 従来のデプロイ モデルを使用してインターネットに接続するロード バランサーを作成する方法

このシナリオでは、次のタスクを実行します。

  • ポート 80 でネットワーク トラフィックを受信するロード バランサーを作成し、負荷分散されたトラフィックを仮想マシン "web1" と "web2" に送信する
  • ロード バランサーの背後にある仮想マシンのリモート デスクトップ アクセス/ SSH 用の NAT 規則を作成する
  • 正常性プローブを作成する

ロード バランサーのシナリオ

[クリックしてデプロイ] を使用してテンプレートをデプロイする

パブリック リポジトリで使用できるサンプル テンプレートは、上記のシナリオの生成に使用した既定値を含むパラメーター ファイルを使用します。 "クリックしてデプロイ" を使用してこのテンプレートをデプロイするには、 このリンクに従って、 [Azure へのデプロイ]をクリックし、必要に応じて既定のパラメーター値を置き換えて、ポータルの指示に従います。

PowerShell を使用してテンプレートをデプロイする

PowerShell を使用してダウンロードしたテンプレートをデプロイするには、次の手順に従います。

  1. Azure PowerShell を初めて使用する場合は、 Azure PowerShell のインストールおよび構成方法 を参照し、このページにある手順をすべて最後まで実行し、Azure にサインインしてサブスクリプションを選択します。
  2. テンプレートを使用してリソース グループを作成するには、 New-AzureRmResourceGroupDeployment コマンドレットを実行します。

     New-AzureRmResourceGroupDeployment -Name TestRG -Location uswest `
         -TemplateFile 'https://raw.githubusercontent.com/azure/azure-quickstart-templates/master/201-2-vms-loadbalancer-lbrules/azuredeploy.json' `
         -TemplateParameterFile 'https://raw.githubusercontent.com/azure/azure-quickstart-templates/master/201-2-vms-loadbalancer-lbrules/azuredeploy.parameters.json'
    

Azure CLI を使用してテンプレートをデプロイする

Azure CLI を使用してテンプレートをデプロイするには、次の手順に従います。

  1. Azure CLI を初めて使用する場合は、「 Azure CLI のインストール 」を参照して、Azure のアカウントとサブスクリプションを選択する時点までの指示に従います。
  2. 次に示すように、 azure config mode コマンドを実行してリソース マネージャー モードに切り替えます。

     azure config mode arm
    

    上記のコマンドで想定される出力を次に示します。

     info:    New mode is arm
    
  3. ブラウザーでクイック スタート テンプレートに移動し、json ファイルの内容をコピーして、コンピューター内の新しいファイルに貼り付けます。 このシナリオでは、次の値を c:\lb\azuredeploy.parameters.json という名前のファイルにコピーします。

  4. 上記でダウンロードして変更したテンプレート ファイルとパラメーター ファイルを使用し、 azure group deployment create コマンドレットを実行して、新しいロード バランサーをデプロイします。 出力の後に表示される一覧では、使用されたパラメーターについて説明されています。

     azure group create --name TestRG --location westus --template-file 'https://raw.githubusercontent.com/azure/azure-quickstart-templates/master/201-2-vms-loadbalancer-lbrules/azuredeploy.json' --parameters-file 'c:\lb\azuredeploy.parameters.json'
    

次のステップ

内部ロード バランサーの構成の開始

ロード バランサー分散モードの構成

ロード バランサーのアイドル TCP タイムアウト設定の構成