Azure Spring Apps で組み込みの永続的ストレージを使用する
Note
Azure Spring Apps は、Azure Spring Cloud サービスの新しい名前です。 サービスの名前は新しくなりましたが、スクリーンショット、ビデオ、図などの資産の更新に取り組んでいる間、場所によってはしばらく古い名前が表示されます。
この記事の適用対象: ✔️ Java ✔️ C#
この記事の適用対象: ✔️ Basic または Standard ❌ Enterprise
Azure Spring Apps には、アプリケーション用に永続的ストレージと一時ストレージの 2 種類の組み込みストレージが用意されています。
Azure Spring Apps の既定では、各アプリケーション インスタンスに一時ストレージが提供されます。 一時ストレージはインスタンスごとに 5 GB に制限されており、既定のマウント パスは /tmp になります。
警告
アプリケーション インスタンスを再起動すると、それに関連付けられている一時ストレージが完全に削除されます。
永続的ストレージは、Azure によって管理され、アプリケーションごとに割り当てられるファイル共有コンテナーです。 アプリケーションのすべてのインスタンスは、永続ストレージに格納されているデータを共有します。 Azure Spring Apps インスタンスには、永続的ストレージを有効にしたアプリケーションを最大 10 個指定できます。 各アプリケーションには、50 GB の永続的ストレージが割り当てられます。 永続的ストレージの既定のマウント パスは /persistent です。
組み込みの永続ストレージを有効または無効にする
Azure portal または Azure CLI を使用して、組み込みの永続ストレージを有効または無効にすることができます。
Azure portal を使用して、組み込みの永続ストレージを有効または無効にするには、次の手順に従います。
Azure portal で Azure Spring Apps インスタンスに移動します。
[アプリ] を選択してサービス インスタンスのアプリを表示し、アプリの [概要] ページを表示するアプリを選択します。
[概要] ページで、[接続] を選択します。
[構成] ページで、[永続ストレージ] を選択します。
[永続的なストレージ] タブで、[有効] を選択して永続ストレージを有効にするか、[無効] を選択して永続ストレージを無効にします。
永続ストレージが有効になっている場合は、[永続ストレージ] タブにストレージのサイズとパスが表示されます。
警告
アプリケーションの永続ストレージを無効にした場合、そのストレージはすべて割り当てが解除され、保存されているすべてのデータが完全に失われます。