NFS を使用した Azure Files、Blob Storage、および Azure NetApp Files へのアクセスを比較する

この記事では、ネットワーク ファイル システム (NFS) プロトコルを介してアクセスした場合の、各オファリングの比較について説明します。 他の方法でアクセスする場合、この比較は適用されません。

より全般的な比較については、Azure Blob Storage と Azure Files の比較の場合はこの記事を、Azure Files と Azure NetApp Files の比較の場合はこの記事を参照してください。

比較

カテゴリ Azure Blob Storage Azure Files Azure NetApp Files
ユース ケース Blob Storage が最適なのは、データが一度取り込まれ、その後の変更に加えられる変更が最小限である、読み取りの多い大規模なシーケンシャル アクセスのワークロードです。

メンテナンスがほとんど必要ない場合、Blob Storage は総保有コストを最も低くなります。

シナリオ例として、大規模な分析データ、スループットを重視したハイパフォーマンス コンピューティング、バックアップとアーカイブ、自動運転、メディア レンダリング、ゲノム シーケンスなどがあります。
Azure Files は、ランダム アクセス ワークロードに最適な高可用性サービスです。

NFS 共有の場合、Azure Files は POSIX ファイル システムを完全にサポートしているので、VM ベースのプラットフォームに加えて、CSI ドライバーが組み込まれた Azure Container Instance (ACI) や Azure Kubernetes Service (AKS) などのコンテナー プラットフォームからも簡単に使用できます。

シナリオ例として、共有ファイル、データベース、ホーム ディレクトリ、従来のアプリケーション、ERP、CMS、高度な管理を必要としない NAS 移行、スケールアウト ファイル ストレージを必要とするカスタム アプリケーションなどがあります。
高度な管理機能を備えた、NetApp を搭載したクラウド内のフル マネージド ファイル サービスです。

NetApp Files は、ランダム アクセスを必要とするワークロードに適しており、幅広いプロトコルのサポートとデータ保護機能を備えています。

シナリオ例として、豊富な管理機能を必要とするオンプレミスのエンタープライズ NAS 移行、SAP HANA のような待機時間の影響を受けやすいワークロード、待機時間の影響を受けやすいまたは IOPS を多用するハイ パフォーマンス コンピューティング、同時マルチ プロトコル アクセスを必要とするワークロードなどがあります。
使用可能なプロトコル NFS 3.0

REST

Data Lake Storage Gen2
SMB

NFS 4.1 (プレビュー)

(いずれのプロトコル間にも相互運用性はありません)
NFS 3.0 および 4.1

SMB
主要な機能 低待機時間のワークロード向けに HPC キャッシュと統合。

ライフサイクル、不変の BLOB、データ フェールオーバー、メタデータ インデックスなどの統合管理。
高可用性のためのゾーン冗長性。

一貫した 1 桁のミリ秒の待機時間。

容量に応じてスケーリングできる予測可能なパフォーマンスとコスト。
極めて短い待機時間 (ミリ秒未満)。

SnapMirror など、クラウドの豊富な NetApp ONTAP 管理機能。

一貫したハイブリッド クラウド エクスペリエンス。
パフォーマンス (ボリュームごと) 最大 20,000 IOPS、最大 100 GiB/s のスループット。 最大 100,000 IOPS、最大 80 GiB/s のスループット。 最大 460,000 IOPS、最大 36 GiB/s のスループット。
スケール 1 つのボリュームに対して最大 2 PiB。

1 つのファイルに対して最大 4.75 TiB。

最小容量の要件はありません。
1 つのファイル共有に対して最大 100 TiB。

1 つのファイルに対して最大 4 TiB。

100 GiB の最小容量。
1 つのボリュームに対して最大 100 TiB。

1 つのファイルに対して最大 16 TiB。

一貫したハイブリッド クラウド エクスペリエンス。
価格 Azure Blob Storage の価格 Azure Files の料金 Azure NetApp Files の価格

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