インポート処理中にプロパティとメタデータを設定する
Microsoft Azure Import/Export ツールを実行してドライブを準備する際に、目的の BLOB で設定するプロパティとメタデータを指定できます。 次の手順に従います。
BLOB のプロパティを設定するには、プロパティの名前と値を指定するテキスト ファイルをローカル コンピューターで作成します。
BLOB のメタデータを設定するには、メタデータの名前と値を指定するテキスト ファイルをローカル コンピューターで作成します。
PrepImport
操作の一部として、これらのファイルの一方または両方の完全なパスを Azure Import/Export ツールに渡します。
注意
コピー セッションの一部としてプロパティまたはメタデータ ファイルを指定すると、それらのプロパティやメタデータは、そのコピー セッションの一部としてインポートされるすべての BLOB に対して設定されます。 インポート中の一部の BLOB のプロパティまたはメタデータの別のセットを指定する場合は、異なるプロパティまたはメタデータ ファイルを使用して別のコピー セッションを作成する必要があります。
テキスト ファイルに BLOB のプロパティを指定する
BLOB のプロパティを指定するには、ローカル テキスト ファイルを作成し、要素としてプロパティ名を指定し、値としてプロパティ値を指定する XML を含めます。 一部のプロパティ値を指定する例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Properties>
<Content-Type>application/octet-stream</Content-Type>
<Content-MD5>Q2hlY2sgSW50ZWdyaXR5IQ==</Content-MD5>
<Cache-Control>no-cache</Cache-Control>
</Properties>
ファイルをローカルの場所 (C:\WAImportExport\ImportProperties.txt
など) に保存します。
テキスト ファイルに BLOB のメタデータを指定する
同様に、BLOB のメタデータを指定するには、要素としてメタデータ名を指定し、値としてメタデータ値を指定するローカル テキスト ファイルを作成します。 一部のメタデータ値を指定する例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Metadata>
<UploadMethod>Windows Azure Import/Export service</UploadMethod>
<DataSetName>SampleData</DataSetName>
<CreationDate>10/1/2013</CreationDate>
</Metadata>
ファイルをローカルの場所 (C:\WAImportExport\ImportMetadata.txt
など) に保存します。
プロパティ ファイルまたはメタデータ ファイルを含むコピー セッションを作成する
Azure Import/Export ツールを実行してインポート ジョブの準備をする際は、PropertyFile
パラメーターを使用してコマンド ラインでプロパティ ファイルを指定します。 /MetadataFile
パラメーターを使用してコマンド ラインでメタデータ ファイルを指定します。 両方のファイルを指定した例は次の通りです。
WAImportExport.exe PrepImport /j:SecondDrive.jrn /id:BlueRayIso /srcfile:K:\Temp\BlueRay.ISO /dstblob:favorite/BlueRay.ISO /MetadataFile:c:\WAImportExport\SampleMetadata.txt /PropertyFile:c:\WAImportExport\SampleProperties.txt