Azure CLI で Linux 仮想マシンを作成する

Azure CLI は、コマンドラインやスクリプトで Azure リソースを作成および管理するために使用します。 このガイドでは、Azure CLI を使用して、Ubuntu サーバーを実行する仮想マシンをデプロイする方法について詳しく説明します。 サーバーのデプロイ後、SSH 接続を作成し、NGINX Web サーバーをインストールします。

Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に 無料アカウント を作成してください。

Azure Cloud Shell を起動する

Azure Cloud Shell は、Azure Portal 内で直接実行できる無料の Bash シェルです。 Azure CLI が事前にインストールされており、アカウントで使用できるように構成されています。 Azure Portal の右上のメニューの [Cloud Shell] ボタンをクリックします。

Cloud Shell

このボタンによって対話型のシェルが起動されます。このトピックの手順はこれを使って実行できます。

ポータルに Cloud Shell のウィンドウが表示されるスクリーンショット

CLI をローカルにインストールして使用する場合、このクイック スタートを実施するには、Azure CLI バージョン 2.0.4 以降を実行している必要があります。 バージョンを確認するには、az --version を実行します。 インストールまたはアップグレードする必要がある場合は、「Azure CLI 2.0 のインストール」を参照してください。

リソース グループの作成

az group create コマンドでリソース グループを作成します。 Azure リソース グループとは、Azure リソースのデプロイと管理に使用する論理コンテナーです。

次の例では、myResourceGroup という名前のリソース グループを eastus に作成します。

az group create --name myResourceGroup --location eastus

仮想マシンの作成

az vm create コマンドで VM を作成します。

次の例では、myVM という名前の VM を作成し、既定のキーの場所にまだ SSH キーが存在しない場合は SSH キーを作成します。 特定のキーのセットを使用するには、--ssh-key-value オプションを使用します。

az vm create --resource-group myResourceGroup --name myVM --image UbuntuLTS --generate-ssh-keys

VM が作成されると、Azure CLI によって次の例のような情報が表示されます。 publicIpAddress を書き留めておきます。 このアドレスは、VM へのアクセスに使用されます。

{
  "fqdns": "",
  "id": "/subscriptions/d5b9d4b7-6fc1-0000-0000-000000000000/resourceGroups/myResourceGroup/providers/Microsoft.Compute/virtualMachines/myVM",
  "location": "eastus",
  "macAddress": "00-0D-3A-23-9A-49",
  "powerState": "VM running",
  "privateIpAddress": "10.0.0.4",
  "publicIpAddress": "40.68.254.142",
  "resourceGroup": "myResourceGroup"
}

Web トラフィック用にポート 80 を開く

Azure にデプロイされている Linux 仮想マシンに対しては、既定で SSH 接続のみが許可されます。 この VM を Web サーバーとして使用する場合は、インターネットからポート 80 を開く必要があります。 az vm open-port コマンドを使用して、目的のポートを開きます。

az vm open-port --port 80 --resource-group myResourceGroup --name myVM

VM への SSH 接続

次のコマンドを使用して、仮想マシンとの SSH セッションを作成します。 を仮想マシンの正しいパブリック IP アドレスに置き換えます。 上記の例の IP アドレスは 40.68.254.142 でした。

ssh <publicIpAddress>

NGINX のインストール

次の bash スクリプトを使用して、パッケージのソースを更新し、最新の NGINX パッケージをインストールします。

#!/bin/bash

# update package source
apt-get -y update

# install NGINX
apt-get -y install nginx

NGINX のようこそページの表示

NGINX をインストールし、VM のポート 80 をインターネットから開いたら、任意の Web ブラウザーを使用して NGINX の既定のようこそページを表示することができます。 上の手順で指定した publicIpAddress を使用して既定のページにアクセスします。

NGINX の既定のサイト

リソースのクリーンアップ

必要がなくなったら、az group delete コマンドを使用して、リソース グループ、VM、およびすべての関連リソースを削除できます。 VM への SSH セッションを終了し、次の手順でリソースを削除します。

az group delete --name myResourceGroup

次のステップ

このクイック スタートでは、単純な仮想マシンとネットワーク セキュリティ グループの規則をデプロイし、Web サーバーをインストールしました。 Azure 仮想マシンの詳細については、Linux VM のチュートリアルを参照してください。