SQL Server Agent 拡張機能 (Resource Manager) による Azure Virtual Machines での管理タスクの自動化

SQL Server IaaS Agent 拡張機能 (SQLIaaSExtension) は、管理タスクを自動化するために Azure 仮想マシン上で実行されます。 このトピックでは、この拡張機能によってサポートされるサービスの概要と、インストール、状態、および削除のための手順について説明します。

注意

Azure には、リソースの作成と操作に関して、Resource Manager とクラシックの 2 種類のデプロイメント モデルがあります。 この記事では、Resource Manager デプロイメント モデルの使用方法について説明しています。最新のデプロイでは、クラシック デプロイメント モデルではなくこのモデルをお勧めします。

この記事のクラシック バージョンを確認するには、「SQL Server VM 用 SQL Server Agent 拡張機能 (クラシック)」をご覧ください。

サポートされているサービス

SQL Server IaaS Agent 拡張機能は、次の管理タスクをサポートします。

管理機能 説明
SQL Automated Backup VM 内の SQL Server の既定のインスタンスについて、すべてのデータベースのバックアップを自動的にスケジュールします。 詳細については、「Azure Virtual Machines での SQL Server の自動バックアップ (Resource Manager)」をご覧ください。
SQL Automated Patching VM の更新プログラムを実行できるメンテナンス期間を構成します。これにより、ワークロードのピーク時の更新を回避できます。 詳細については、「Azure Virtual Machines での SQL Server の自動修正 (Resource Manager)」をご覧ください。
Azure Key Vault の統合 SQL Server VM に Azure Key Vault を自動的にインストールして構成できます。 詳細については、「Azure VM で SQL Server 用に Azure Key Vault 統合を構成する (Resource Manager)」をご覧ください。

SQL Server IaaS Agent 拡張機能をインストールして実行すると、Azure Portal 内の仮想マシンの SQL Server パネルや、SQL Server marketplace イメージ用の Azure PowerShell、拡張機能のインストール用の Azure PowerShell などを介して、これらの管理機能を使用できるようになります。

前提条件

VM で SQL Server IaaS Agent 拡張機能を使用するための要件:

オペレーティング システム:

  • Windows Server 2012
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2016

SQL Server のバージョン:

  • SQL Server 2012
  • SQL Server 2014
  • SQL Server 2016

Azure PowerShell:

インストール

SQL Server IaaS Agent 拡張機能は、SQL Server 仮想マシン ギャラリー イメージのいずれかをプロビジョニングしたときに自動的にインストールされます。 これらの SQL Server VM の 1 つに拡張機能を手動で再インストール必要がある場合は、次の PowerShell コマンドを使用します。

Set-AzureRmVMSqlServerExtension -ResourceGroupName "resourcegroupname" -VMName "vmname" -Name "SQLIaasExtension" -Version "1.2" -Location "East US 2"

SQL Server IaaS Agent 拡張機能を OS 専用の Windows Server Virtual Machine にインストールすることもできます。 これは、そのマシンに SQL Server を手動でインストールした場合のみ可能です。 その後、Set-AzureVMSqlServerExtension PowerShell コマンドレットを使用して、拡張機能を手動でインストールします。

注意

SQL Server IaaS Agent 拡張機能を OS のみの Windows Server VM に手動でインストールした場合、SQL Server 構成の設定を Azure Portal で管理できません。 このシナリオでは、すべての変更を PowerShell を使用して行う必要があります。

状態

拡張機能がインストールされていることを確認する 1 つの方法は、Azure Portal にエージェントの状態を表示することです。 仮想マシンのブレードで [すべての設定] を選択し、[拡張機能] をクリックします。 SQLIaaSExtension 拡張機能が表示されます。

Azure Portal での SQL Server IaaS Agent 拡張機能

Get-AzureVMSqlServerExtension Azure Powershell コマンドレットを使用することもできます。

Get-AzureRmVMSqlServerExtension -VMName "vmname" -ResourceGroupName "resourcegroupname"

前のコマンドは、エージェントがインストールされていることを確認し、全般的なステータス情報を提供します。 次のコマンドを使用して、自動バックアップと自動修正に関する特定のステータス情報を取得することもできます。

$sqlext = Get-AzureRmVMSqlServerExtension -VMName "vmname" -ResourceGroupName "resourcegroupname"
$sqlext.AutoPatchingSettings
$sqlext.AutoBackupSettings

削除

Azure Portal で拡張機能をアンインストールするには、仮想マシンのプロパティの [拡張機能] ブレードにある省略記号をクリックします。 その後、 [削除]をクリックします。

Azure Portal で SQL Server IaaS Agent 拡張機能をアンインストールします

Remove-AzureRmVMSqlServerExtension Powershell コマンドレットを使用することもできます。

Remove-AzureRmVMSqlServerExtension -ResourceGroupName "resourcegroupname" -VMName "vmname" -Name "SQLIaasExtension"

次のステップ

拡張機能によってサポートされるいずれかのサービスの使用を開始します。 詳細については、この記事の「 サポートされているサービス 」で参照されているトピックをご覧ください。

Azure Virtual Machines で SQL Server を実行する方法の詳細については、「 Azure Virtual Machines における SQL Server の概要」を参照してください。